制作日記No.100〈サブスクリプション〉

2021年7月23日（金）

お疲れ様です。いたがきブログです。

乃木坂46メンバーの卒業後をテーマに、僕の妄想を短篇小説集にしようと企んでいます。
タイトルは短篇小説集『振り向けば青春 ～あの後の彼女たち～』です！

（略して #短篇小説集ふりはる ）

ようやくその第一作目となる松村沙友理篇が完成しました！　無料で公開しています。

本日も、『ふりはる制作日記』を定期購読マガジンにするための勉強の成果を発表させてもらいます。

テーマは、急激に社会に浸透しつつある「サブスク」についてです。

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▼サブスクリプション
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『ふりはる制作日記』の定期購読マガジン化に向けて、ティエン・ツォさんとゲイブ・ワイザートさんの著書『サブスクリプション』を読んで勉強しました。タイトルの通り、サブスクリプション型のビジネスについて解説した本です。

サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル

実例がかなり多めで読み物としてシンプルに面白かったけど、正直個人で展開するレベルのビジネスが参考にできることは少ない印象でした。

（#ビジネスパーソンには超オススメかも）

とはいえ、いちばん大事なことは何となくわかりました。

今までの「商品」を売るビジネスとは根本的にまるっきり違うものとして考えないと、「サービス」を売るサブスク型のビジネスモデルは理解できないということです。

「今までは商品との交換で即時で払っていた料金を、月額とか年額でまとめて払ってもらうようにしただけでしょ？」という考え方では、確実につまずくっぽいです。

そのことについて、本書の監訳者である桑野順一郎があとがきでバシッと書いていたので、引用させてもらいます。

【サブスクリプションは 「ビジネスモデル変革」 】

日本でサブスクリプションという言葉が浸透してきたのは喜ばしいが、一方で、いまだに多くの方々が誤解していることがある。すなわち「サブスクリプション=月額課金」という考え方だ。

以前から日本では、サブスクリプションは月額課金とほぼ同様の意味で使われてきた。月額課金は料金プランが固定的で、一旦ベーシックプランで加入するとそのベーシックプランを続けるか、もしくは解約をするだけで、それ以外の選択肢がない。しかし、私たちの言うサブスクリプションは、常に変化する顧客ニーズに対応するためにアップグレードやサービスの追加で顧客価値を高め、顧客の利用状況などによっては解約を防ぐためにダウングレードを提案する。また、顧客の都合でいつでもサービスを休止・再開できるような選択肢を提供しながら、一日でも長く利用し続けてもらうための施策を打つことにより収益化するモデルである。これは単なる月額課金とは異なる。

もう少し大きな枠組みでみると、日本企業の多くはサブスクリプションを単なる「課金形態の「変更」と捉えている。一方、欧米企業は「ビジネスモデル変革」と捉えている。 課金形態の変更というのは、たとえば今まで1000万円で販売していたものを12で割って月額払いに変えただけという考え方だ。サブスクリプションはそれとは明らかに異なる。顧客(サブスクライバー) とダイレクトにつながり、個々の顧客のウォンツとニーズの変化を常にきめ細かく把握し、永遠のベータ版としてサービスを進化させ続けながら、その価値に見合った価格やプライシングモデルで提供する。それにより長期にわたる顧客リレーションシップを構築し、その上で収益化を実現するという新しいビジネスモデルである。

－出典：ティエン・ツォ、ゲイブ・ワイザート『サブスクリプション――「顧客の成功」が収益を生む新時代のビジネスモデル』（ダイヤモンド社、2018年）

どうやら、顧客に合わせて柔軟に価格やサービス内容を変更できるのがサブスク型ビジネスモデルの真髄らしいです。

ということで、まずは『価格の心理学』を参考に最初の価格設定をして、なるべく購読者の意見をフィードバックできる仕組みを作って柔軟に価格を変えていこうかなと思います。

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▼昨日の日記について
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昨日の日記で『ふりはる制作日記』の価値比較チャートを作ってご紹介しましたが、あの記事を公開した後もなんだかモヤモヤが晴れなくて色々と考えています。

あさって日曜日の日記でひとまず答えが出せるようにがんばりますので、もう少し悩ませてください。

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『価格設定篇』はあさっての日記で完結する予定です。

（#終わる終わる詐欺だったらゴメン）

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【執筆中のPC画面】https://0000.studio/itagakiblog
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では、また後ほどお会いしましょう。