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黒歴史について

先日、毎オム君が高校時代について書いていたので、今日は私も自分の高校時代を思い出して書いてみようかと思う。


読者の皆さん含め、誰しも高校時代の思い出は多少の違いはあれど色濃く鮮明に残っている人が多いだろう。
部活に勉強に恋愛。初めての経験や面白いこと・楽しいことがいっぱいの青春時代である。思うに筆者はこの青春時代が、その後の人生での人格形成に大きく影響してると思う。
読者の皆さんの高校時代はどうだっただろうか。キラキラしていただろうか!


かくいう筆者の青春時代はどうだったかというと、筆者にとって高校時代は「挫折」だった。これが今の筆者のコミュ障や歪んだ性格の原因の一つと思う。なので筆者は高校時代の話はあまりしたくない人だ。今回は書くが。



少々自分語りをすると、筆者も高校はいわゆる“進学校”と呼ばれるようなところに通っていて、勉強も部活も割とどちらにも力を入れている校風の学校であった。
中学校の時は勉強もそこそこ出来たし、部活も一応レギュラーには入っていたりと、結構人生舐めてる感じの生意気な人間であったとおもう。
その流れで、筆者は中学のころからやっているサッカー部に入ったわけだが、当時筆者の入っていたサッカー部は結構厳しく、強豪校から進学してきた上手い人らも多く、下手でケガが多かった筆者はそこで鼻っぱしを完全に折られたのであった。

体育会系の高校の部活動だとまあどこもそうだと思うが、うちの部活は(監督は)戦力になりそうな人以外には全く興味がない人だったので、出来の良さで待遇に格差があり、レギュラーは入れないような下手な人は相手にされない・試合前は練習参加できない・試合参加できない・応援・球拾いしろみたいな感じだったので、当時はかなり精神的にキツかったのを覚えている。

ただそんな中のせめてもの救いは、同じような境遇で腐っていく感覚を共有できるベンチ外仲間がいたことだ。

彼らとはめっちゃ愚痴を言いまくったし、おそらくそこで初めて筆者はサボるという事をした。「監督」という共通の敵がいる彼らたちとの結束力は協力で、彼らとともに高校後半は監督の目を盗みめっちゃサボった。部活中も部活後も部室でデュエマした。

馬鹿な話をしながら部室で騒いだり、部室で漫画読んだりと、個人的にそれはそれで今となっては印象深い思い出にはなった。

そんなクズになり果てた部活の思い出だが、辞めずに3年間部活続けたのは、結局そういう友達とのつながりを経ちたくなかったからなのかもしれない。高校時代仲良かった人は少ないが、そういう友達とは帰省したタイミングとかで年1回とかだがいまだに会ったりする。


悪い面を見始めればきりがない高校生活だが、そんな時を経て今があるのかなとも思う部分はある。
「もうあんなクズみたいな思いはしたくない」というのが自分の行動の原動力の一つだったりもする。


また、部活に冷めてギターを始めなければその後大学のサークルでバンドをやってみようとなっていなかったかもしれないし、部活に早期で挫折して早めに受験勉強を始めていなければ浪人とかしていたかもしれないし、浪人していれば今仲良くしている友人たち、仲間には会えていなかったかもしれない。
キラキラした高校時代を歩んでいたらどうなっていたか、別の道・選択肢を選んでいたらどうなっていたかなんで物は今のぼくにはわからないが。


今現在仲間たちと音楽を作った、ギター弾いたり、たまに地元の友達とzoomしたり、高校時代にやりたかったことや夢見ていたことに近いことをしている事を考えると、「あの時があるから、今の自分の状況がある」と、とてもベタベタなセリフだが思ってしまう部分も少なからずあるのである。

結局今回何が言いたかったかというと、

どんな過去も今に繋がっているのでつらい過去や思い出したくない過去などがあっても、「それがあったからこそ今がある。あの過去があって良かった。」みたいに笑い話に出来るように、今生きてる時間をサボらず真面目に生きて、より良いものとしていきたいよなぁ。

という事だ。


よくも悪くも、今の僕の原動力である高校時代の黒歴史についての話でした。

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