ボーッと眺める。

近頃、何もせず、ボーッと外を眺めたりすることがぐんと減った気がする。

これを読んでいる貴方もそうだろうか。

通勤電車を待つ駅のホームでも、手持ち無沙汰で、ついなんの用事もないのにスマホを触ってしまうのだ。

電車に乗ってからも寝ているか、noteに投稿するための文章を書いていて、ボーッと何もせずにいることってほとんどないと、ふと思った。

そんなことを考えながら、今日は久しぶりにボーッとホームで電車を待った。

向かいのホームで立つ人の姿を眺める。
車窓から景色を眺めてみる。

令和の時代、電車でもスマホを触る人はかなり多い。
私もずっとではないが、比較的そうだと思う。

だがたまには、ボーッと何にも囚われず、街を眺めてみるのもいいなと思った。

手持ち無沙汰でもいいじゃないか、ってね。

ボーッとするのも案外悪くない。
画面の中で過ごしていると忘れかけていた街の風景や感情を思い出させてくれる。

これからはもう少し、文明の利器に頼らず、ボーッと過ごそうと思った。