一新塾OBの佐々木道彦さん「楽器メーカーを辞めて南三陸初のワイナリーを起業！」
今週は「楽器メーカーを辞めて南三陸初のワイナリーを起業！」をテーマに、一新塾OBの佐々木道彦さん（南三陸ワイナリー株式会社代表取締役・一新塾OB）にご講義いただきました。
浜松市の大手楽器メーカーで新規事業開発に携わっていた佐々木さん。
転機となったのは、東日本大震災のボランティア。
「本当の意味での復興には、その地域でその土地ならではの継続的な事業を起こすことが重要」との思いで、会社を辞め、東北に移住し、南三陸の地に初のワイナリーを起業されました。
南三陸の耕作放棄地を利用して地元でもブドウ栽培も行い、
設立したワイナリーで南三陸ワインを醸造。
このワインは、町特産の牡蠣やタコや銀鮭などの海産物にとっても合い、
セット販売など他産業との連携で、地域のブランドに磨きをかけます。
加えて、南三陸ならではの海中熟成のワイン。
牡蠣の養殖ネットに固定したワインを志津川湾の水深十メートル付近に沈めており、熟成が3倍速く進むと言われています。
講義では、ヤマハ時代の新規事業やマーケティングの経験が今につながっていること。
震災ボランティアで実感されたことや湧き上がった思い、そして、決断。
ワインとの出会い、南三陸との出会い、そして、起業への覚悟など、
じっくり語っていただきました。
被災地で閑散としてしまったまちの中にあって、
新しい産業を生み出し、雇用を生み出し、新しい価値を続々と生み出し、
しっかりステップを踏みながら、道なき道を切り拓く挑戦に心揺さぶられました。
塾生の皆さんの感想と胸に響いたお言葉です。
●佐々木さんは人と人を結ぶ達人
●地域のポテンシャルに気づき、引き出す
●誰もやってないことも、やれる！
●やりたいことを地域に言い続ける
●大きな視点で小さく行動を起こす
●思いは強く、計画は慎重に
●数字を伴った行動力
●自分のやりたい人生の冒険
●常に勉強し、人の繋がりを楽しむ
●リアルなコミュニケーション、新たな賑わい
「THINK GLOBALLY ACT LOCALLY」の佐々木さんの色紙のお言葉、
しっかり刻ませていただきました！
◎南三陸ワイナリー株式会社代表 https://www.msr-wine.com/
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