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これからのインフルエンサーの在り方



こんにちは、いっせいです。

緊急事態宣言から数日が、経ちました。

各方面で、色々な影響が出ていますね。

経済活動の停止と共に、社会構造の変革が、
これからますます進んでいきそうです。

これまで、今後の生き方や働き方について書いてきたのですが、
今日は、インフルエンサーという在り方について、
めちゃくちゃ考えてみたので、
業界の今後についても含めて、まとめていこうと思います。

インフルエンサーというと、
フォロワーを数万人抱えるインスタグラマーや、
チャンネル登録者数が数万人のYouTuberなどが、
わかりやすいかと思います。

僕も、そのうちの一人です。

僕らの仕事は、自分の得意な分野で情報発信をして、
情報コンテンツやサービスを提供したり、
企業や店舗などの商品PRやサービスの紹介、
イベント参加などという形で、広告宣伝費をいただくことです。

それをSNSを活用して、
ファンを増やしたり、影響力つけていくことで、
マネタイズしてきたわけです。

そんな中で、インフルエンサーという業界も
今回の外出の自粛を受けて、仕事があまり取れないという人も増えているのかなと思います。

youtuberなんかは、企画物などがほとんどできなくなっていたり、
インスタでライフスタイルをブランディングしていた人たちも、
発信に困ってるんじゃないかなと思います。

そこでコロナについて発信をする人も増えたと思うのですが、
顕著に問題となったことがありました。

それが、リテラシーの低さと情報処理能力(インテリジェンス)です。

特に思ったのが、コロナウイルスについて、
正しい情報を発信できているインフルエンサーが、
めちゃくちゃ少なかったということです。

僕は、コロナウイルスが流行り出した頃から、
YouTubeでインフルエンサー向けに
ずっとお伝えし続けてたことがあります。

それが、先ほどお伝えした
『情報処理能力(インテリジェンス)』を高めようということです。

情報処理能力(インテリジェンス)とは、
インプットしたものを整理して、アウトプットする力と言えると思いますが、

僕が思う情報処理能力(インテリジェンス)は、
「解像度を上げること」だと思います。

自分自身の考え方の視座(視点)を高くすることで、
物事を俯瞰してみるということです。

今回のコロナウイルスの話題をとっても、
あっちこっちで色々な情報が交錯し、
溢れ返っていました。

そんなときに大事になるのが、
「一次情報を取る」ということです。

一次情報とは、自分が実際に目で見て、体験した情報のことです。

それに対し、二次情報や三次情報が、自分が人から聞いた情報のことです。

僕がYouTubeで伝えていたことは、
一次情報を取って、客観的に分析して、
わからないことがあれば自分で勉強して、
事実と正しい情報を発信できるようになろうということでした。

しかし、目立ったのは、二次情報の発信です。

自分で情報を取ったり、勉強して客観視することなく、
誰かから聞いた情報や、メディアからの情報を横流しで発信されていたのです。

つまりは、勉強不足であり、
情報の取り扱いが、表面的すぎるということです。

表面的な情報だけを受け取ることの、弊害があります。

それが、普段から物事を表面しか見れてないということです。

僕が、常に大事にしていきたいのは、
物事をひとつ(片方)の視点からだけ見るのではなく、
ふたつの(両方)の視点から見れるようになることです。

例えば、
今回のコロナウイルスの自粛の件では、
自粛要請が出たのにも関わらず、
飲食店がオープンしていることに対して、
批判で炎上していたことがありました。

たしかに、社会道徳的に見たら、
お店を開けることは、お客さんを集めることであり、
自粛とは反するのかもしれません。  

しかし、飲食店側からしたら、
そうでもしないと、もはや死活問題なわけです。  

飲食店なんて、2ヶ月とかお客様が来なかったら、確実に潰れます。

これは、飲食店に限ったことではないと思います。

箱型のビジネスは、ほとんど当てはまるので、
美容室やサロン、コワーキングスペースやセミナールーム、映画館などなど、

お客様が来なくて、売上が立たないと、
家賃や人件費という莫大な経費がのしかかってくるわけです。

つまり、何が言いたいかと言うと、

双方にそれ相応の理由があり、
どちらが悪いとは、一概には言えないということです。

さらに、これから考えなくてはいけないのが、
このまま自粛を1ヶ月、3ヶ月、半年と続けていった時です。

たしかにコロナウイルスの拡大は、収まっていくかもしれませんが、
3ヶ月も、半年も、このまま経済活動が止まっていたら、どうなるかってことです。

経済崩壊のダメージを受けて、間違いなく多くの中小企業が潰れて、
先ほどあげた箱型のビジネスも軒並み潰れます。

そうなると、雇用がなくて働けない人が、
社会に溢れ返ります。

すでに、僕の周りでも、仕事先が営業停止で、
働けなくなった方もいます。

もっと悲惨なのは、オーナー業をしている方々です。

従業員の生活も守らなきゃいけない中で、
資金繰りしていかなきゃいけないわけです。

これは、統計データでも出ていますが、
失業率が増えれば、自殺が増えます。

つまり、コロナウイルスを収束できたとしても、
経済崩壊による自殺者を大量に生み出してしまっては、
元もこもないのです。

そうなると、
自粛することが正解でも、正義でもなく、
それぞれの立場で、
守らなければならないものがあるってことなんです。

このように常に物事は、両輪(両方の視点)存在します。

僕も良く、善悪、正解不正解で判断してしまうのですが、
情報を発信するインフルエンサーとしては、
両方の視点から、物事を見れるようになることってめちゃくちゃ重要です。

それができなければ、
インフルエンサーとして偏った情報を発信していくことになります。

偏った発信といば、気をつけなきゃいけないのが、
メディアから発信される情報です。

これは、常に操作されていて、ポジショントークを上手にしています。

今回のコロナでいえば、不安を煽ることで、
いかに視聴率を取れるのかだけしか考えられていないのです。

そして、メディアで流されている大きな情報は、
その裏で、必ず何かしら行われています。

わかりやすい事例が、芸能人のスキャンダルです。

芸能人のスキャンダルなんて、ある程度わかり切っているのを、
裏で何かしたい時に、都合よく切り出しているだけなのです。

それを裏で支配しているのが、電通です。

広告の権利は、電通がすべて持っているので、
ここへの一局支配の状態なのです。

自分たちに不都合な情報を一切ながさず、
自分たちの利益だけを考えた情報操作になるのです。

これでは、もはや洗脳です。

これが、情報が偏る弊害です。

だから僕は、インフルエンサーは、偏った情報ではなく、
視座の高い情報発信が大事だと思ってます。

そうしなければ、自分のフォロワーさんやチャンネル登録者、
読者さんを、洗脳するに過ぎないからです。

僕が目指したいのは、去年からずっと言っていますが
洗脳ではなく、人を”感化”できるインフルエンサーなのです。

人の生き方や考え方に影響を与えて、魂レベルで感化していこう!
そうやって掲げてきました。

それは、メディアによる情報操作という洗脳から抜け出すことが、
インフルエンサーという活動の使命だと思ったからです。

そう思っていた矢先に、周りを見てみると、
全く勉強もされてない上に、表面的な情報の横流しが
目立ったことに、非常に危機感を感じました。

今や、ひとりのYouTuberが、テレビよりも影響力を持てる時代になりました。

だから芸能人は、自分のやりたいことを自由にできるって理由で、
どんどんYouTubeに参入して来ていますよね。

これからインフルエンサーというのは、
この情報社会において、重要な役割になるということです。

だからこそ、常に高い視点を身につけていき、
表面的な情報に踊らされず、本質を見抜ける力をつけていくべきです。

そして、日本のメディアの一局支配の構造を、
根本から、僕らが変えていかなくてはといけないと思っています。

そうしなければ、メディアでの情報操作や洗脳により、
日々考える力を奪われ続けていきます。

その弊害として、
物質的な豊かさばかりを求めるのようになったのも事実です。

「学歴が良い方が幸せだ。」

「お金があった方が幸せだ。」

「社会的地位があった方が幸せだ。」

という価値観にみんながなっていき、
いつしか形あるモノでしか、幸せを判断できなくなっています。

しかし、今の時代こそ、本来の日本人の心の豊かさや、
美しい生き方を大事にしていく時だと思うのです。

それを僕は、インフルエンサーという業界から発信していきたいのです。

だからここ数日も、インフルエンサーとしての
新しい生き方の提示をしてきました。

僕が参加しているネクディメでは、
アフターコロナよりも、forwardコロナと言って、
コロナがあったおかげでを、
いかに作れるかみんなで考えていこうと言っています。

それができる人を、
インフルエンサー業界にも輩出していきたいです。

今回のコロナで、
インフルエンサーとしてお金を稼いでるけど、
情報リテラシーが低い人
情報を正しく扱えてない人
この状況下でも自分の利益ばかり考えている人、
がすごく多かったように思います。

インフルエンサーの定義は、正しく情報を伝えていけることだと思います。

これからは、稼げるノウハウやスキルだけでは、なんの意味もなく
稼いでるライフスタイル見せることにすら、価値はなくなって来ています。

それよりも大事なことは、必要な一次情報を届けることです。

だから情報処理能力(インテリジェンス)を高めようとお伝えしたいです。

情報処理能力(インテリジェンス)を高めることで、情報に付加価値をつけることができます。

それが、ある意味、情報の転売です。

例えば、僕は、前回足湯の話を記事に書きました。

足湯のやり方ならネットのどこにでもあります。

それだけを伝えたかったら、情報を何処かから持ってきて、
コピペして貼り付けたら良いわけです。

でも僕は、それをせずに、
自分の体験や経験のストーリーとともに付加価値をつけて発信することで、
より足湯の重要性をお伝えできたと思います。

noteの記事を呼んで、

「足湯やってみます」とか

「そんあ効果があったんですね」とか

色々な反響を頂きました。

これは、セールスにも同じことが言えます。

情報に価値をつけることで、購買意欲を高めることができるのです。

だからセールスが上手な人は、情報に価値をつけるのが上手いのです。

ストーリーという付加価値をつけることができたら、
自分オリジナルの情報になり、そこに価値がうまれるのです。

それこそが、本当の情報発信ビジネスであり、
インフルエンサーという在り方なのです。

最近、僕は転売も少しやってみてるのですが、
転売の出品も同じで、説明欄に記載することは、コピーライティングなんですね。

つまり、相手がどうしたら買ってくれるのかです。

これにも、機能や性能のスペックだけではなく、
ストーリーという付加価値をつけることで、価値があがるのです。

つまり、これからは、情報処理能力(インテリジェンス)を高めることに加えて、
ストーリーという付加価値をつけられるインフルエンサーになろうってことです。

今年に入ってから、みんなでストーリーを作る練習をして、
それが、上手になりましょうってコンサルで言ってます。

ストーリーを活用することが、
情報を扱う上で、最強のスキルであり、
武器になる価値だからです。

みんな本質よりも、すぐ稼げるノウハウや、結果ばかりを求めていきます。

もちろんフォロワー数、チャンネル登録数、収入も大事です。

でももっと大事なのが、

稼ぐよりも、内面の豊かさ、

ノウハウスキルよりも本質、

そしてインテリジェンスを兼ね備えることです。

今こそ、インフルエンサーの在り方とはなんなのか、
再定義が必要です。

社会構造の変革もあり、人々が求めるものも変わります。

顕在ニーズではなく、潜在ニーズの喚起が必要です。

表に出ていないニーズを感じ、共感し、寄り添えることです。

今までは、

お金を稼ぎたい、

もっと豊かになりたい、

認められたい、

コンプレックスを解消したい、

でした。

でも今は、

みんな、心のどこかで安心したいと思っています。 

心の深いところで、誰かと繋がりたいと思っています。

それに対して、インフルエンサーの僕らに求められるものは、

一次情報が入ってくる安心できる場を作れる人、

心で繋がるコミュニティを作れる人、

新しい時代の生き方を提案し導ける人、

になることです。

その前提条件が、今日お伝えしてきたことなのです。

リテラシーを高め、情報の価値を高めることができる
深みのある、心暖かいインフルエンサーにみんなでなっていきましょう。

エセインフルエンサーではなく、本物を目指そう!!

ではまた!

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