#004 マウンティングゴリラは六本木交差点に生息する
今回は、シナリオやBL作品から少し離れて、最近、僕にあった出来事について書きたいと思います。
サブタイトルは"20代後半で冷蔵庫の上に洗濯機が載ってる男とは付き合えない"です。
人間は、地位、名誉、学歴、容姿、家族やパートナーとの関係など、何かにつけて自分の方が上だと自慢したくなる生き物です。
その習性が顕著に現れるのが、20代後半。
社会に出て数年が経ち、仕事も安定し、結婚や出産、昇進、転職など、様々な変化が訪れる時期です。
「俺はこいつらよりイケてるところをアピールしたい。」
「私の彼氏は◯◯ちゃんの彼氏に負けてない...!」
「大企業の奴らに負けないくらい、俺は仕事を死ぬ気で頑張ってるんだ!」
こうもウズウズしている人たちは、同世代が集まる食事会でマウンティング行為を始めるのです。
こうした行為をする人たちを、僕はマウンティングゴリラと呼んでいます🦍
さて、このゴリラは、六本木や赤坂、麻布十番のB1Fのイタリアンバルに数多く生息しています。
(※僕の偏見です。気分を悪くされた方いましたら申し訳ございません。)
どういう風の吹き回しか、縁があって、こういう食事会に参加することがあります。
すると、そこでは、
「俺、将来の執行役員を期待されて、最年少でマネージャーに昇進した。」
「私の彼氏、サッカー選手なんだー!(J2の)」
「婚約指輪、彼はHARRY WINSTONプレゼントしたかったみたいなんだけど、やっぱり唯一無二が欲しくて。」
「うちのタワマン、備え付けのジムがあるから、エニタイムとかの低価格帯のジムに行ったことない。」など
種々様々なマウンティング行為が繰り広げられるのです。
サブタイトルの"20代後半で冷蔵庫の上に洗濯機が載ってる男とは付き合えない"も六本木の食事会で隣席に座った女性の口から出たフレーズでした。
かくいう僕は、こういう食事会に参加をしても、マウンティングできるような話題もプライドの高さもありません。
"近所に美味しいコーヒー屋さんがある。"
というプチ自慢をして、同席者の失笑と哀れみ、優越感に浸った顔を見て、ハイボールを飲むのでした。
さて、ここまで書いていて、結局、何が言いたかったのか分からなくなってしまいました。
マウンティング行為は、相手から認められたいという欲望の表れであると同時に自分に自信が無い表れでもあります。
もし、皆様の周りに同じような人がいましたら
"あ、マウンティングゴリラがいる。頑張れ。"
と優しい目で見守ってあげてください。
もし、一緒にいて辛いようでしたら、距離を置くのも大切です。
適度な距離感で付き合っていきましょう。
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