CL東京11勝4敗!!アグロボムリザードンデッキ解説【全27,570文字】
はじめに
こんにちは。
ぽけでみあch.のいっせいです。
記事のご閲覧、誠にありがとうございます。
今回は僕がCL東京2025で使用したピジョット無しのボムリザードンデッキを解説していきます。
戦績はDAY1が5-2、DAY2が6-2の計11勝4敗でした!
直前に出た自主大会でも8勝2敗で準優勝することが出来たのでかなり仕上がっていると思います!
プレイングや構築の詰めが甘い部分も多かったので反省点や改善点も踏まえつつ、デッキの解説をしていきたいと思います。
戦績
【CL東京2025】
~DAY1~
vsルギア 後3−2🙆♂️
vsサーナイト 後6-5🙆♂️
vsトドロクツキ 先4−6🙅♂️
vsライコポン 先6−5🙆♂️
vsライコポン 後2−6🙅♂️
vsリザードン 先6−5🙆♂️
vsトドロクツキ 先6−5🙆♂️
~DAY2~
vsトドロクツキ 先6−5🙆♂️
vsライコポン 先3−6🙅♂️
vsソウブレイズ 先0−1🙅♂️
vsドラパルト 先6−5🙆♂️
vsライコポン 先6−3🙆♂️
vsロスト 先4-2🙆♂️
vsライコポン 先6−5🙆♂️
vsレジドラゴ 後6-3🙆♂️
【ワデフェス 9/15】
~予選~
vsソウブレイズ 後6−3🙆♂️
vsブリジュラス 後6−3🙆♂️
vsサーナイト 後6−2🙆♂️
vsレジドラゴ 先6−5🙆♂️
vsリザードン 先6−4🙆♂️
vsパオジアン 後4−6🙅♂️
~決勝トナメ~
vsレジドラゴ 先6−4🙆♂️
vsルギア 先6−5🙆♂️
vs大空洞パルキア 先6−4🙆♂️
vsレジドラゴ 先4−6🙅♂️
計19勝6敗(勝率76%)
自主大会(ワデフェス)ではリソース管理をミスって負けてしまい、CL東京ではターボ系相手に下振れた展開を巻き返せなくて負けたのでプレイングをもっと煮詰めれば勝てる試合も多かったので反省です。
自己紹介
ぽけでみあch.という名前でYouTube活動も行っており、普段は対戦動画を投稿していますのでそちらもチェックお願いします。
チャンネル登録していただけるととても嬉しいです。
過去の戦績
・CL愛知2024 TOP64 (サーナイト)
・CL福岡2024 TOP64 (ノココッチパオジアン)
・CL京都2024 TOP16 (サーナイト)
・CL福岡2022 TOP32 (黒馬マホイップ)
そのほかに関しましては過去のnoteの記事を見ていただければ幸いです。
目次
まずはじめに、無料部分ではデッキの強みやどういったデッキなのかなどを紹介してから有料部分で詳しい回し方や各対面の戦い方を解説します。
【用語解説】
以下の文章では、読みやすいように正式名称を省略させていただきます。
・悪リザードンex
→悪リザ
・ヨノワールのカースドボム
→大ボム
・サマヨールのカースドボム
→小ボム
・カーストボム
→ボム
・プライムキャッチャー
→プライム
・カウンターキャッチャー
→カウキャ
・システムポケモン
→キチキギスやピジョットなどのデッキを回すためのポケモン
・裏呼び札
→カウキャやボスなどのベンチのポケモンをバトル場に出すカード
デッキリスト
【どんなデッキなのか】
イメージとしては、ボムパルキア×ピジョット型リザードンのハイブリッドになります。
ボムパルキアのように2ターン目から一気に盤面を破壊できたり、ピジョット型リザードンのようにリザードンの高火力・高耐久を押し付けながらボムやブライアを駆使して戦うなど対応力の高いデッキです。
対応力が高い分プレイングは難しくなりますが、使いこなせるとかなり強いですしポテンシャルも高いので、さらなる強化も目指せると思います!
【デッキを作ったきっかけ】
悪リザードン×ボム(ヨノワール・サマヨール)×ブライアのコンボは最強だけど、ブライアをあまり活かせてないのでは?
×
Henry brand選手のジュペッタ/ヨノワールデッキの組み方を他のデッキにも応用できるのでは?
この2つの考えが組み合わさって完成したデッキが今回紹介するボムリザードンのデッキになります。
【ポイント】
・Henry brand選手がWCS2024で使用したジュペッタ/ヨノワールのデッキを元に作成
→トレッキングシューズやポケストップ、ボールなどの安定札の枚数は基本的に同じ採用枚数です。夜のタンカは3枚採用ですが、ゲッコウガとマフォクシーを使う都合上、夜のタンカ4枚目の代わりに釣竿を増やしました。本当は夜のタンカ4枚目の方がパワーが高いので削りたくなかったのですが、釣竿2枚目の方が対応力があるので釣竿を優先しました。
→ベースの構築があまりにも綺麗なので、改悪しないように採用枚数は意識しました。同じくHenry brand選手のヨノワール/ジュペッタをベースとしたデッキでトレッキングシューズやなかよしポフィンなどを削って他のカードを採用するパターンも多く見かけますが、それは個人的にはNGです。元世界王者かつ、世界大会常連であり常に結果を残しているHenry brand選手が組んだベストな60枚なので、そのデッキを順守してデッキを組む方が強いに決まってます。もちろん、Henry brand選手のデッキとはアタッカーが変わっているのでそれに合わせてチューニングする必要があるのですが、根本にある安定感という部分に関しては元の採用枚数をしっかり守りましょう。
→削っては行けないカードの例としては、トレッキングシューズ、ポケストップ、ボールの枚数、夜のタンカ、ドローサポートになります。ドローサポートに関しても別のサポートを採用せずにナンジャモ4枚、博士2枚が最適な採用だと考えています。
【デッキの強み】
・ヨノワールでカースドボムを打つたびに悪リザの打点が上がる
→ボムで打点調整することができるので自由に相手のポケモンを倒すことができ、盤面破壊も容易になります。
・高打点、高耐久
→終盤になるとどのポケモンでもワンパンできたり、HP330の高耐久を押し付けれるのがシンプルにヤバいです。ボムを打ってからナンジャモのムーブもかなり強いです。
・どのポケモンが倒されても返しが強い
→相手視点では悪リザ・ボム・システムポケモンどこを倒すべきなのかを迷いがちになります。こちら視点では、悪リザが倒されればボムとガチグマで戦い、ボムが倒されればサイドレースで有利になったりブライアで勝ちにいったり、システムポケモンを倒せば、夜のタンカやポケストップで復帰してボムと悪リザでサイドを取り切るなど、どこを倒されても対応できます。
→盤面によりますが、システムポケモンを倒されるのが1番こちらとしては楽な展開になります。システムポケモンは夜のタンカで簡単に使いまわせるので手札干渉があまり刺さりません。
ボムと悪リザを残すと命取りになるのでそっちを先に倒す方が良いと思います。
・取れる選択肢が豊富なので対応力が高い
→ヒトカゲが枯らされてもガチグマを起動、サイド差がついても悪リザやガチグマの耐久を押しつけて捲っていく、マフォクシーでの奇襲など
・先攻2ターン目から盤面を破壊できる
→引きが良い試合では先攻2ターン目からボムやマフォクシーなどを駆使して相手の盤面を破壊できるので、イージーウィンも狙うことができます。
・悪リザの特性でエネ加速ができるので、大地の器や現物などのエネルギー系のカードの枠を削ることができる
→悪リザの特性でエネ加速できることで、入れ替え札・大地の器などの枠を自由に使えるので安定感も高めやすくなっています。
・悪リザが単体で強いのでボムを使わなくても戦える
→ボムが使いにくい試合でも悪リザやガチグマだけで戦っていけるのでベンチを絞りながら戦っていけるのもかなり強いです。
ボムの使い方やベンチ展開、リソース管理など扱うのは難しいデッキになりますが、デッキパワーや対応力はかなり高いので使いこなせると強力なデッキとなっています。
というわけでここから先は有料になります。
有料部分では、
・デッキ構築について
→採用、不採用カード、改善点
・デッキの回し方(盤面の作り方や注意点)
・各対面の戦い方
などについて話していきます。
なるべくわかりやすく詳しく書きましたので、もし興味があるならご購読してもらえると嬉しいです。
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