3月が終わりました。

今日で3月も終わり。

いろいろありましたけども、いろいろありますけども、
できるだけふだん通りでありたいです。
ほんと、怒っても得られるものは何もないので。
怒るではなく祈る、ということを大切にして
ありふれた日々を大切に暮らしていきたいです。

3月の戦果はこんな感じ。

小説…ハヤカワSFコンテストに出しました。某賞の校正をしました。
読書…5冊、1500ページぐらい読みました。

ハヤカワSFコンテストについては先のブログのとーり。
まあ結果待ち、という状態になります。

某賞についてはまたいつか、
語れるときが来れば語るかもしれません。

読書はこのへんの本を読みました。

・実視連星(荒川洋治)
・シューマンの指(奥泉光)
・小さいおうち(中島京子)
・君は永遠にそいつらより若い(津村記久子)
・田園発 港行き自転車(宮本輝)
・蝸牛関係(オカワダアキナ)

なんでこのへんの本を読んでるのか、察しのいい人には分かっちゃいそうですね。
分かりやすすぎて、お恥ずかしいです。
(むしろ今村夏子の新刊も読みたい)
しかしみんなすごい。
もっといい作品が書きたい。

いま「ザリガニの鳴くところ」という小説を読んでいます。
淡々とした、何か特別なことのない小説だと思うのですが、
その美しさがこの世相のなかで読まれるとき、
不思議な息苦しさに変わります。
生きている、ということだと思います。

そういう作品を書きたいものです。
むかし詩を書いていたとき、
「君は『命のかたち』のことしか書けないね」
と言われたものですが、それだって突き抜ければ、
新しい世界に繋がるのだと信じて。

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