文學界新人賞に投稿しました。

たったいま。
ウェブ投稿、めっちゃ便利。

しかし文學界新人賞もそうなんですが、
わりとフォーマットはpdfを受け付けていないところが多いですね。
私はワードで投稿しました。
一太郎とかもいけるのかな?わかんないけど。

あとウェブ投稿の豆知識として、
メールアドレスはgmailとかしっかりしたものを使ったほうがいい気がします。
私は以前、ある賞の投稿でヤフーメールを使ったら、
ひどい文字化けしたメールが送られてきて、
投稿できたのかできてないのかよく分からんかんじでした。

枚数は105枚で、38000字ぐらい。
盆休みに3日で書きました。
それから推敲して、下読みしてもらって、また推敲して、
5稿を投稿しました。

「推敲すればするほどよくなる」という方もいらっしゃいますし
「大して変わらんからたくさん書いたほうがいい」という方もいらっしゃいますが、
個人的には5稿ぐらいがいちばんバランスいいかな。
そのへんは初稿の完成度と推敲の力にもよるかと思いますが。

3日で1作品書けたのは、それなりに自信になりました。
やればできるじゃん、みたいな。
まあ内容と結果がアレだったら、ぜんぜん意味ないんですけどね。

短篇は難しいなあと改めて思いました。
短篇は文体と(比喩)表現勝負なので。
そこは自信なし。

純文学ってわりと「なんでもないこと」を書いてる
作品が多いように思います。
私も昨年はそういう作品を6篇書いてみたんですが、
見事に新潮・すばる文学・文藝・文學界・群像に
一次落ちしました…ロイヤルストレートフラッシュ。
太宰は最終までいったんですが、あそこは純文学以外の側面も
見てくれるので、純文学の賞に出してたらどうだっただろう。
それで思ったのは、たぶん純文学は
「なんでもないことをなにかあるように書く」
ところにあるんだろうなって。
私はわりと
「なにかあることをなんでもないように書く」
ことのほうが多いし、圧倒的に得意なので、
その点で純文学にフィットできるのか懸念しています。

今回、7名の方に下読みいただきました。
とてもありがたい…。
作品を客観視するのは、執筆の基本にして究極だと思うんですが、
できるひとはひとりでできるんでしょうけど、私は苦手です。
なので、やはり他の方の目からどう見えたか、その反応をもらえると
たいへん助かります。
ひとりの執筆が壁当てなら、
下読みがいてくれる執筆はバッターに向かって投げてるようなものなので。
うれしいことに、今回の下読みの反応はよかったように思います。
よいかわるいかというのはいろんな点で分かるのですが、
ひとつの目安として「どのぐらいすぐに読んでもらえるか」というのが
あって、もちろん先方の事情や状況もあるとは思うけれど、
やはり分かりやすい。
今回は、わりとすぐに読んでもらえたので、
それなりによかったのかな、と思います。
結果見てみないとなんともいえないですが。
しかし下読みの方に報いる意味も込めて、いい結果出てほしいな。

そんなわけで一区切り。
結果をのんびり待ちながら、ほかの作品を書いたりしてようと思います。

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