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朝ヨガのすゝめ

ヨガ教室を始めた。
レギュラーレッスンは、毎週日曜日、朝7時30分から8時30分まで行われる、週に1度、1時間、1日1回のみのヨガ教室だ。
「あさヨガ」というタイトルを付けて、これをレギュラーレッスン&看板メニューとしている。

指導方針や信条、ペルソナ、スタジオの場所・使用感、周辺にあるヨガスタジオの状況等を考慮した結果、こんなにもニッチなヨガ教室となってしまった。

「ちょっと尖らせすぎたか…(-_-;)?」などと揺らいだこともあったけれど、大変ありがたいことに、2023年6月になった今でも続いている。
毎週のように来てくださる方も1人また1人とジワリジワリと徐々に増えてきて嬉しい。
これからも朝ヨガを続けていく所存である。

なぜ、朝だけなの?

そうお思いになった方もいらっしゃるかもしれない。今回は改めて朝ヨガへの想いをこのnoteに認(したた)めておこうと思う。

私はインストラクターになる前の会社員時代は、平日は夜に、土日は朝か昼のレッスンに参加していたので、朝・昼・晩どの時間帯に行ってもそれぞれに良さがあることは理解しているつもりだ。
特に、会社帰りの心も身体も仕事にまみれにまみれた後のヨガは、なんともいえない解放感がたまらなく格別である(笑)。

それでも特に朝をオススメするのは、独自の長年の調査によると、やはりこの一言につきる。

朝一番から心身ともにベストコンディションが整う

からである。

ひとつひとつの細胞を目覚めさせるようにゆっくりと丁寧に全身の筋肉を動かし、伸ばす。
体液や血液が巡り身体の末端にまで行き渡り、徐々にナチュラルな熱が生み出され、じわりじわりと少しずつでも確実につま先から手の指先、頭のてっぺんまで温かくなってゆく。
この自然で優しい熱に包まれていくと、私はなんだか心や脳みそまでもがポカポカと温かくなっていき、身体や心がふんわりと柔らかくなり、雑念が消え、優しい気持ちで満たされる感覚がある。
また、心身ともに自分が最もピュアでフレッシュな真っさらな状態になれる、そんな感覚もある。

これをヨガ的に言えば、「プラーナ」によるところなのかもしれないと最近よく考えるようになった。プラーナとは、生命エネルギーのことである。
アーサナ(ポーズ)によって筋緊張が解れて自分本来の柔軟性やしなやかさが取り戻される。アーサナやプラーナーヤーマ(呼吸法)などによって呼吸が身体のすみずみにまで行き渡り、プラーナと呼ばれる生命エネルギーが身体全身を満たし活性化する。
肉体はプラーナの入れ物で、呼吸はプラーナの乗り物と考えるとイメージしやすいかもしれない。

残念ながら、プラーナは目には見えないし、触ることもできない、どんな精巧な機械でもそれを捉えることはできない、ただ感じるだけのもの。もちろん、感じられないこともある。感じるか感じないか、信じるか信じないかは貴方次第。ヨガ特有の身体観だ。

私たち人間や動物、植物が生命活動を維持できているのは、酸素や水、食べ物等だけではなく、実はこのプラーナによるところだともヨガでは考えられている。
そして、このプラーナの効果は、夜遅く、寝るまで続くといわれている。

私たち人間にとってプラーナは、元気のモトといっても過言ではないかもしれない。その元気のモトが一日中続くのであれば、できるだけ長い時間持続するためにやはりヨガは朝が一番ということになる。

想像してみてほしい。
この状態が朝から一日中ずっと続いたら…?

さぁ、朝ヨガを始めよう。

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