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【活動報告①】海藻を増やすーウニ駆除について

消えかけている海の森を維持・回復させ、豊かな海を次世代に残すために立ち上がったISOP(=Ishinomaki Save the Ocean Project)。2020年4月から始まったこのプロジェクトでは、海藻が減っていく「磯焼け」を食い止めるべく、ウニ駆除や海中造林といった活動を続け、海藻を増やす取り組みをしてきました。この記事では、2021年4月から12月に行ったウニ駆除の動きをご紹介します。

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磯焼けの原因の一つとされているウニ。いまISOPが対象としている海域でも、ウニが大量発生しており、ISOPチームでも月に2回から3回の頻度でウニ駆除を行ってきました。4月から12月にかけて駆除したウニの総数は約64,250匹になります。

ウニ駆除の様子がこちら。

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海洋調査会社のダイバーの方や、ダイビングの教練を受けた漁師たちが潜り、ウニを駆除する

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ウニは種類によって生息場所が異なるが、大きな岩の窪みや岩棚の上などに張り付いていることが多い

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金属製のヘラのような道具を使って、岩に張り付いたウニを海中でつぶしていく

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磯焼けが進む海域では、身入りのよくないウニがほとんど

ウニ駆除の効果は、月毎に行っているモニタリング(※)で観察しています。海藻を食べてしまうウニがそのエリアから減ったことで、アラメという海藻の幼体が海中の各所で見られたり、アオサという海藻が船上から見ても明らかなほどに増えたりと、実際に効果がでてきています。
しかし、ウニが少なくなったにも関わらず、海藻も減少している海域も存在します。この原因を追求し、今後どの海域で海藻を増やすかを検討していく必要があります。

ISOPでは、今後も磯焼け対策の取り組みを続け、情報を発信していきます。
海の多様性を守るために、わたしたちに何ができるのか?これからも伝えていきます。

※モニタリング:海中に1m×1mの枠をいくつか設置し、定期的にダイバーが枠内外の様子を観察している。

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