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ペダルボード ‘21 Autumn

こんにちは。ペダルボードは生き物、いそかわです。

ペダルボードってなんですぐに中身が入れ替わったりするんですかね?絶対生きてますよね?不思議でなりません。持ってるペダルをふと+αで入れたくなったりするんですよね。でもいざボードに夢を詰め込んでスタジオに行くと「こんな重いボードとか二度と持っていかねぇこんなボード組んだやつバカだろ」とか不満タラタラなわけです。お前ブーメラン刺さっとんぞ。

まあそんな話は置いといて、今回はボードを組み替えましたって話です。結論から言うと大きくなりました。たまにしか会わない親戚の子供みたいに言うなって話ですが。


実は最近新たにバンドを組んだんですよ。その名も「Bleu de Printemps」(ブルー・ド・プランタン)です。名前だけだと超絶かっこいいですが私が学生時代にアルバイト先の自称占い師のおばさんから青一色の絵が描かれたハガキをプレゼントされたエピソードからこんなバンド名になってます。

曲は手前味噌ですがかっこいい感じになってます。ベースが作った曲はギターロック的なカッコ良さがあり私が作った曲はおしゃれですました感じにカッコ良くなってると思います。

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このバンドは3人しかいないし私が慣れないギタボするしってことで大変なんですよ。何よりも困るのがギターソロです。普通のオーバードライブ+マーシャルだと音の厚みがスッカスカになるんです。もう目に見えて「あっギターいなくなったな」ってなるんです。そこが3人の面白さでもあるんですけどね。

そして、Bleu de Printempsのメンバーが機材好きなんですよね。特にベース。やばいです。湯水のごとくベースやペダルを買ってます。湯水のごとくベースやペダルを買ってます。大切なことなので2回言いました。でもそんな感じなのでペダルや音へのこだわりとかもメンバーが分かってくれて。「こんな音出したいなー」っていう希望を聞いてくれるんですよね。

最近はそんな状況でギターを弾いていますので、「使いやすさ」と「自分の好きなペダル」を詰め込んだボードを作りたいと思い重量とか気にせず作ってしまいました。それがこちらです。

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はい、やっちまいました。ボードの外にペダルがいます。バカです。私はバカなんです。バカといえば小5の時テストに名前を書き忘れて折角全問正解していたのに0点になったの思い出した。

過去にもnoteで愛憎をぶちまけてたDL4がボード外に鎮座していやがります。でもしゃーない。どうしても使いたくなったんや。許してください。

↓私のDL4への素直な気持ちが綴られています。

それ以外にも「なんでディレイが2台繋いであるんだよ」とかツッコミどころ満載ですよね。ディレイが2台ある理由は最後の方で触れます。

ペダルの繋いでいる順番は以下の通りです。


One Control Minimal Series White Loop (2ループスイッチャー)

 ループ①:VIRTUES Lander Fuzz (ファズ)

 ループ②:MXR distortion Ⅱ (ディストーション)

→tc electronic Polytune 3 (チューナー/バッファ)

→Psychederhythm チョコとボング(オーバードライブ/ブースター)

→Empress ZOIA(マルチエフェクター・シンセサイザー)

→BOSS DD-6(ディレイ)

→Line6 DL4(ディレイ)

(Power Supply : Free The Tone PT-3D)


基本的な音作りはLander Fuzzを使っています。Lander Fuzzはファズフェイス系のペダルなので、ギターのボリュームを絞って鈴なりクリーンからボリューム全開でギターソロでの激太サウンドを出してます。Lander Fuzz全開の音だとギターソロを弾いてもスリーピースでも全然バンド全体の音が軽くなりません。ヤバいです。もう手放せなくなりました。

そしてリフとか弾くときに金属的な音を出したいときにdistortion Ⅱに切り替えてます。Lander Fuzzとdistortion Ⅱは一緒に使うことがないのでスイッチャーでワンアクションで切り替えができるようにしてます。

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↑本当にどっちも古くっさい音が出ます。それがたまらんのです。


基本この2台があれば生きていけるんですけど、人って我儘なものでクリーントーンをブーストしたい時があるんですよね。Landerの鈴なりでいいじゃんって思われるかもしれないですけど普通のクリーンブーストがしたくなるときがあるんです。そういうとき用にチョコとボングを入れてます。

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↑恵比寿のサイケデリズムさんにこのペダルの修理に出したときに「私このペダルじゃないと自分の音にならないんです」って泣き込んだら「大丈夫ですよ絶対治すんで」って言ってもらった。プロとしての矜持を感じた。


ZOIAは歪みとディレイ以外全ての担当ですね。シンプルなトレモロ・コーラスとして使うこともあれば、MXR Blue Boxみたいな2オクターブ下の音を足したオクターブファズ、Walrus Audio slöに着想を得たオクターブ下のシマーリバーブ、あとはグリッチサウンドとか出してます。そんなニッチな音をいつ使うかって?ねぇよロマンだよ!!「今でしょ」なわけねぇだろ!!

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↑自分で市販のペダルのエフェクトを作れるようになるとペダルを買わなくて済むので節約になる(結局元ペダルも欲しくなるので節約にならない)


最後に「なんでディレイが2台もあるか」なんですけど、普通のディレイと飛び道具的ディレイの使い分けをしているからです。相互補完です。DL4で基本的なディレイの音色を作り出してます。DL4ってアナログディレイの完成度めっちゃ高いんですよね。私の中で本物のアナログディレイDM-2と唯一張り合えるペダルです。でもDL4にできないちょっとハイカットされたディレイ音を出したい時や付点8分ディレイ、飛び道具として使いたい時にDD-6を使ってます。

DD-6は好きすぎてレビューしているのでこちらも読んでみてください↓

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↑好きすぎてピカチュウのステッカーを貼っている。ちなみにこのステッカーはポケットモンスターピカチュウ版の攻略本についていたものである。(たまーにブックオフとかでも売ってるので気になる人は探してみてください)

正直ディレイなんてDD-6だけでなんとかなるしなんならZOIAのディレイだけでいいんですけどね。でもZOIAのディレイはなぜかモード切り替えしてしばらく音程のベンドみたいなのが入るんで使い物にならなくて使ってないです。なんかZOIAの別のバンクからディレイのバンクに飛ぶとディレイペダルのディレイタイムをいじった時みたいな音になって使えないんですよ。


とにかく自分の好きを詰め込んだ結果こんな(自分の中では)大規模ボードになってしまいました。過去2番目のサイズです。ちなみに過去1のサイズは↓です。

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↑数年前京都に住んでた頃のボード。四条烏丸での阪急と地下鉄の乗り換えで肩を壊しそうになったので2回くらいしか使っていない。


と言うことで、Bleu de Printempsの音はこのボードから出てきます!レフティのストラトをジミヘン持ちしながら皆さんに楽しんでいただける曲をどんどん生み出していきますので、何卒よろしくお願いいたします。

最後まで読んでいただきありがとうございました。

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