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旅を体験で探そう『Willgo』

次の旅はどこに行こうかなと定期的に考えていると、色んな観点が混じってなかなか決められません。食事、観光、友人、文化、チャレンジ、などなど。

おそらくですが、何かしらの観点・論点に沿ってロジカルに旅先を決める人は少ないんじゃないかと思います。現地で体験できることを色んな角度から見て、ビビッとくるところを選ぶんじゃないかと。

『Willgo』は、体験から旅先を探せるサービスです。

かなりシンプルな機能のサービスで、サイトを開くと画像とともに体験が表示されています。

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未知の景色の体験。

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現地のフレーバーがふんだんに盛り込まれた食の体験。

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素早い動きで餅を打っていく異文化アクティビティーという体験。

さまざまな観点のものがごちゃまぜにキュレーションされているので、ビビットくるものに出会えるデザインになっているかなと思います。

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観光地の下にある”More about ○○” のボタンを押すと、その体験ができる国のページに飛びます。この例だとスリランカ。

一週間いったらどれくらいのコストがかかるのか、それは相対的にどれくらいお得なのかが表示されています。800カナダドルだと2019/11/08のレートで66,000円くらい。ドルマークが一つだけなので、安い部類に入るみたいですね。これが高くなるドルマークが増えるんだと思います。

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国のページで下にスクロールすると、このように体験が複数表示されます。

たったこれだけです。とてもシンプルで、旅先を探すにはこれくらいの情報量の階層の浅さがわかりやすいのかもしれません。

まだまだマネタイズなどはしていないみたいですが、ここから飛行機だとかホテルのアフィリエイトが追加される予感がします。

「旅先を探す」というのは旅行系サービスだとやはり単価の高い「予約」につながるので、サービスが生まれやすい特性がありそうです。いかに予約行動を生み出す体験をつくるのか、がサービス設計の肝なのかなという仮説が生まれました。今後も旅探す系サービスは引き続きウォッチしていきたいと思います。

追記1:前に紹介した旅系サービスも旅先探す系でした

追記2:他に紹介していたのは旅程管理がメインでした


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