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歯科医はしっかり見極めよう

残念ながら、昔から歯は弱い方だ。小さい頃の歯科通いは恐怖そのものだった。今現在の治療よりも、麻酔とか全てにおいて必ずと言って痛みは付き物だったような記憶がある。遠い過去の記憶である、ただただ怖かっただけなのかもしれない。ちなみに相方は歯が丈夫で歯科とは無縁な人である、羨ましい限りだ。

最近はといえば、タヒチで年一回のチェックに通う程度。コロナの影響で今年は行こうかどうか迷っていたのだが、つい先日なんと15年以上前に入れたセラミックの歯が欠けてしまった。。。嗚呼、なんてタイミングなの😭😭😭

私はタヒチに来てかれこれ12年経つが、数年前にやっとのことでお気に入りの歯医者さんに巡り合えたのだ。タヒチに来て3人目、3度目の正直ってやつかしら。

今の先生(タヒチ生まれの中国人、金魚が好き)は、なるべく自分の歯を残すというスタイルで、説明も詳しく無駄なことはしない先生。今回の私の症状を診て的確に説明してくれた。残念ながら、セラミック歯にも寿命があるらしい、そして年齢が40代になり歯茎が痩せてきて噛み合わせが変化しつつあると💦その結果欠けてしまい、残念ながら新しいものにするしかチョイスはないらしい。この時期に痛い出費であるがやるしかないと言うことで、ここ数週間で4回ほど通い、今は私の口の中には新しいセラミックが仲間入り、他の歯たちととても仲良くしている。ついでに他の歯たちも綺麗に掃除してもらって、すっきりさっぱり、マスクで他の人に見せることはないが、自己満足自己満足。次回は来年の予定。その頃には気軽に通えるようになっていて欲しいものだ。現在残念ながらタヒチもいろんなところでクラスターが起きてしまい、コロナ感染者が増えつつあって、病院で働く友人曰く、どうしてもという人以外病院に行く人が減っているそうだ。

話は戻るが、私がタヒチで3回も歯医者を変えた理由について述べていこうと思う。一番初めの先生、これが強烈キャラだったのだが、働く場所からとんでもなく近いという理由から通っていた。大雑把で豪快なフランス人の歯医者さん。最新の機械が入ってくるとすごく嬉しそうに自慢していた。治療も豪快で、処置中に暴言を吐いたりして、タヒチに来たばかりの私は、海外での初めての歯医者さんだったので緊張してたし、そういうものかと思うようにしていた。数年通ったが治療費が高いのではと疑問を持ち始め、知り合いの通う歯科に行ってみることにした。その先生は2代目の若手(フランス人)で親の跡を継いで開業してまだ間もない印象。親の代からの看護師さんたちの方が歯医者さんなのでは?という感じの指示され感が否めない。なんだかピンと来ず一度きりで他を探そうと決めた。

今の先生を紹介されて通い出した頃、もう数年前になるが、保健所から突然連絡がきた。話があるので保健所に来てくださいと。理由は来てから話すと言われ、私何かしたのかと恐怖で出頭!?ではなく、出向いたところ、あなたは今現在どの歯科に通っていますか?と聞かれ、正直に説明したら、どうやら私は今でも定期的に一番最初の先生のところに通っていることになっているようで、更に今の先生のところにも通っているので不審に思った保健所が調査に乗り出したとのこと。話を詳しく聞いていくと、どうやら最初の先生が保険料の水増し請求をしているようだ。私の名前がリストに載っていてそれで連絡が入ったというのが経緯だという。まさかのびっくり衝撃な出来事である。こんなことに自分が巻き込まれるとは。現在のその先生は罰金を科され、医師免許を剥奪されたそうだ…一生忘れないわ…

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