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用の美的工芸布から生み出すファッションの可能性を伝えたい、マジで。

※)2021年2月、本アカウントを個人用から事業用に変更しました。
この記事は個人アカウント時代に民ノ布の中の人が書いたものです。


イワサキケイコキカクとして初めての クラウドファンディング が先ほどスタートしました。

6月から準備していて、やっと先週申請出来たと思ったら、自分の確認ミスもありお盆真っただ中に公開…。
最初の5日間が大事といろんなところで見かけているので、開始1分で不安になっている私です。

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クラウドファンディングの内容は、「歴史と背景のある国産テキスタイルと、それらを使った衣服を紹介・販売するオンラインコミュニケーションギャラリーを立ち上げたい」というもの。

クラファン本文にも書いているんですが、当初は自分のブランド単体でそれを実現させようと思っていました。
が、コロナきっかけで「いくつかのブランドに所属して頂くギャラリーのかたちをとり、みんなで繊維産業の未来をつくっていきたい」と思い直しました。
私が特に興味を持ち未来に残したいと思っている布は、先進的なテック生地ではなく、トラディショナルで素朴な生地達です。
伝統工芸品として有名なのもあれば、下請け構造がある故に、表に全く出てこない工場が織った素晴らしい生地もあります。
後者は特に、このコロナ禍で、発注が止まり資金難に陥ったり、経営者(個人や親族だけで小さく運営しているところがほとんどです)のモチベーションが保てなくなり廃業されたところもあると聞いています。

資金難は今すぐ私達がどうこう出来る問題ではありませんが、モチベーションに関しては、生地を買ったデザイナーやメーカー担当者の意見やお客様の感想など「必要としている人間がたくさんいる」ということを伝え応援することは出来ます。
そういう声を直接届けるという意味でオンライン"コミュニケーション"ギャラリーとしています。(長いですが…)

ギャラリーの名前は、"生活のすぐそばにある衣と布を扱う"という思いを込めた「民ノ布(たみのぬの)」にしました。

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私が立案したオンラインコミュニケーションギャラリーと現行のセレクトショップECと違うのは、所属ブランドと民ノ布は共通のビジョンを持つ仲間というところ。
取引先という関係よりお互いがもう一歩踏み寄る関係性になります。
ブランドのクリエイションを伝えることはもちろん、ブランドを通して工場の技術者や職人達と生活者(皆様)を橋渡し、双方向のコミュニケーションが発生する場をつくります。

ここまで読んで分かる通り、商業的というより実験的なプロジェクトで、手探りのスタートになります。
私はこのクラウドファンディングで単にお金を得たい訳ではありません。
この壮大な実験に立ち向かう為のチカラを分けて欲しいのです。

6月から今まで時間が掛かったのは、途中自分のプランニングに自信を持てなくなったり、思いを言語化することが出来なくなったりしたから。
ひとりは孤独で時に迷子になる。
だから背中を押し、道を示してくれる仲間が欲しい。

そんな独りよがりな理由でクラファンやります。

私は、民ノ布を通して、国内の産地を大切にしているブランドを紹介し、”衣”も”食”のように、多くを国内で自給出来る未来をつくりたい。
きっと出来ると信じています。

ただ、実現のためには皆様のご支援が必要です。
背中押してください。
どうぞよろしくお願いします。

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