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「しないこと」だけがポリシーだ。

Twitterで趣味アカに絵を上げるようになってから、半年以上が過ぎた。

仲のいいフォロワーさんと交流し、毎日のようにリアタイの感想を呟いては、推しを愛で、公式からの発表の度に心を躍らせ、たまに妄想を吐き出す。
幸せなヲタク生活、略してヲタ活だと思う。

しかし充実しているとはいえ、そこはTwitter。電子の海。
色々な人がいる。
過激な(に感じる)人がいたり、「幼い…」と思ったらまだ高校生以下だったり、利用目的が自分とは違うなと感じてしまったり、解釈違い(けっこう切実)だったり。
「繋がりましょう!」と挨拶した人でさえ、
「こういう人だってわかってたらフォローしなかったんだけどな…」
ってこともある。
今はフォローする前に、その方のアカウントを拝見するので、こういった例は減ってはいる。(最近はフォロワーさんを増やす活動はあまりしていないが)

最近「私が絡みにいっても大丈夫な人はファボ」みたいなタグをフォロワーさんがやっていて、ファボするかしまいか小一時間悩んだ(盛った。本当は30分くらい)。
結局反応しなかった。
先に書いたように、「この人は私とTwitter利用の目的が違うんだな」と結論付けた。心が楽になった。

既に再三言われているように、SNSの人付き合いなんて現実のそれよりライトでいいのである。
自分がリプしたいときにすればいいし、話したい人に話しかければいいし、フォロワーさんたちの中で絡むタグが流行っていても、自分がそのタグをやりたければやればいいし、やりたくなかったらやらなくていいし。

趣味アカを動かし始めた頃は、その加減が分からなくて悩んだ。
周りに流されやりたくもないタグをやって、普段多くの人と絡むタイプでないからなかなか反応が来ず、落ちこむなんてことはざらにあった。
フォロワーさん同士のノリについていける気がせず、タイムラインに流れるやりとりを見ては疲れる日々。

そんな自分も、今ではだいぶ楽に、Twitterを楽しんでいる。
言いたいときに言いたいことを言う。これはどうかな?と思ったら鍵アカで吐き出す(鍵の方は本当に仲のいいフォロワーさんのみ)。
絵やマンガは、描きたいときに描きたいものを描きたいように描く。
どんな人にもまずは敬語を使う。

敬語というのは、私にとってはタメ口より楽だ。
仲のいい人には抜けることもあるが、基本的に誰と話すときでも敬語を使う。
敬語を使用することで、相手への最低限の礼儀を示せるし、
逆に「私とあなたは一定の距離を保っていますよ(SNSなのでね)」という意思表示にもなる。
この距離感が、SNSでは心地いい。

でも一番大事なのは、「絶対にやらないこと」を決めておくことだ。

人との距離感が曖昧になり、画面の向こうに人がいることを忘れやすいSNSと上手に付き合うには、SNSで自分が「何をしないか」を、自分のなかで持っておいた方がいいと思うのだ。

例えば、私はこんなことを決めている。

・「呼びタメOKの人いいね」にいいねしない
・絡む目的しかないタグには反応しない(仲のいい人がやっていたら、その人との関係に応じて考える。基本は疲れるのでしない)
・フォロワ整理します!と言わない
・「フォロワーさん整理するので外されたくない人は反応ください」に反応しない
・15歳以下は相互フォローしない
・18歳以下の相互フォローは慎重に(なるべくしない)
・フォロー数、フォロワー数が減っても確認しない。どうせ誰が減ったかなんて相当仲いい人でないとわからない
・去る者は追わず         
etc...

ここにあげたもの全部をきっちり守っているかと聞かれれば、そんなことはないけど。
別にガチガチに守る必要もない。
たまに、「これどうしようかな…?」と迷ったときに、指標になればいい。

「しない」ことこそ、自分を一番楽に、楽しくいさせてくれる。

SNSで疲れている方。
自分が「しないこと」だけ決める。
おすすめです。

日々の思うことを綴ります。エッセイ大好き&多めです!