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昭和と平成の境目 ~ゲーム機編~

「昭和時代」、なんとも衝撃的なワードを聞きました。                     今の子供たちからすると「昭和」は鎌倉時代や江戸時代と同じ感覚なのでしょう。おお、テリブル。                            まあ、昭和・平成・令和と年号を二つまたぐということは、昭和生まれが明治時代を実感できないことと同義なのでわからなくもないですが。

ふと脈絡なく「ファミコンの発売は昭和だっけ?平成だっけ?」と疑問がわいたので調べてみました。

ちなみに平成は1989年1月8日からです。


ファミリーコンピュータ(任天堂)

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発売日は1983年7月15日。「昭和58年」なので余裕で昭和でした。          私は少し時間がたってから買ってもらったので画像のタイプでしたが、初期型はボタンがゴム製の四角形というのが特徴。                      抱き合わせ販売が当たり前でおおらかな時代だったな~としみじみ。                     「忍者じゃじゃ丸くん」で長時間ゲームをプレイすると目が真っ赤になるということを学びました。チャ~ラララ~チャララ~♪                       「スパルタンX」「スーパーマリオブラザーズ」も親の目を盗んで長時間プレイし怒られ、「ドラゴンクエストⅢ」で本格的にRPGの面白さに目覚め、「グラディウス」でコナミコマンド”上上下下左右左右BA”をマスターし、「たけしの挑戦状」で世の不条理を知る。                            いやいやファミコンの思い出はありすぎるのでいずれ記事にします。                    

ファミコンが余裕だったので昭和と平成の境を目指して主なゲーム機の発売日を見ていきましょう。


スーパーカセットビジョン(エポック社)

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発売日は1984年7月17日。「昭和59年」まだまだいけます。                       こちらは未所持で友人宅で遊んだ記憶が薄っすらある程度です。ソフトが何だったかまったく記憶になく思い出話もできないので次に行きます。


セガ・マークⅢ(セガ)

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発売日は1985年10月20日。「昭和60年」まだいけます。                             こちらも持ってなかったので友人宅で遊ばせてもらいました。「ファンタジーゾーン」「北斗の拳」がなんとなく覚えています。              


ファミリーコンピュータ ディスクシステム(任天堂)

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発売日は1986年2月21日。「昭和61年」そろそろカウントダウン開始か?     正確にはゲーム機ではなく周辺機器ですが、”本体よりもでかいし電源アダプタもう一個必要”なのでいいんじゃなかろうかと。                       最大の特徴はカセットではなくディスクカード、しかも内容の書き換えできることでした。                                  おもちゃ屋に専用の書き換え機(ディスクライター)があり店員さんにディスクを渡し違うゲームに書き換えてもらう流れだったと思います。新品を買うよりも安かったので大助かりでした。                        「A面・B面があって片面だけのゲームも~」と話しても、カセットテープも知らない現代っ子にはまったく通じないこと請け合いです。             「ウルトラマン」「リンクの冒険」「キン肉マンキン肉星王位争奪戦」「子猫物語」「プロレス」「夢工場ドキドキパニック」「光神話 パルテナの鏡」「プロゴルファー猿」「スーパーマリオブラザーズ2」・・・思い出がいっぱいです。


PCエンジン(NEC HE)

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発売日は1987年10月30日。「昭和62年」あとわずか。                         本体は最小限の機能しかなく周辺機器などで拡張していくというコンセプトでした。コントローラーの差込口も一つしかなくマルチタップを使用しないと二人プレイもできません。ただマルチタップさえあれば最大でコントローラーが五個つなげられるのは衝撃でした。「桃太郎電鉄」「ボンバーマン」が爆発的に広まった要因だったと思います。合宿に持っていき「ボンバーマン」を朝までプレイしたのは良い思い出。                                                   私は発売当初買うつもりがなく任天堂派を気取っていたのですが、ゲームショウだかおもちゃショウにてとあるソフトに出会い運命を変えられてしまいました。                                      それは「天外魔境Ⅱ」。いまだにマイベストRPGとして君臨しています。『我が道に敵なし!』。                                  天外Ⅱに関しても語りたいことが山ほどあるので別に一本の記事とする予定です。


メガドライブ(セガ)

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発売は1988年10月29日。「昭和63年」実質昭和最後の年です。        今回改めてゲーム機の発売日を調べてみて一番の驚きで、私の記憶ではPCエンジンより先にメガドライブが出ていたことになっていました。元ゲーム屋店員としては恥ずかしい、穴があったら入りたい。                     言い訳をすると、メガドライブ持ってなかったからです。「セガのゲームは友達の家で遊ぶもの」という謎の自分ルールがあったからです。           そのルールがブレイクするのは遥か未来「セガサターン」の登場まで時間が飛ぶのでそれはまた別のお話。                          メガドラで覚えているのは、ギリシャ神話モチーフの「フェリオス」、他「獣王記」「大魔界村」。メガドラを持っていた友人がどちらかというと一人用のソフト中心だったのであまりプレイした記憶がありません。


以上が昭和に発売された主なゲームになります。                           この後平成に入ると、                                    1989年 ゲームボーイ                                  1990年 ゲームギア                                      1990年 スーパーファミコン                                  と続いていきます。

まとめとして、ファミコン・PCエンジン・メガドライブが昭和ですでに出揃っていたことが驚愕でした。                          そして平成・令和とゲーム機の進化は凄まじいものがあります。              今後どうなってしまうのか・・・                               楽しみな反面、激動の進化の歴史程盛り上がれないんだろうな~という一抹の寂しさを抱えつつ見守っていこうと思います。                                    

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