『全てを否定せずに受け止める安心感が本当の答えを引き出す』
◆前回まで
コーチングには
「答えはその人の中にある」という考え方があり、
その人の中の答えを引き出すには
「促し」のスキルが有効ということを
書きました。
【行き詰まりの先に真の答えがある】
◆質問されてすぐに答えられる
準備されている答えは
本当の意味での答えとは
言えない場合があります。
準備された答えを
全て出し切った後
答えに行き詰まった時に
その人の奥底に眠っている
本当の答えが出てきます。
その時に
「促すスキル」で深く聴いて
その人の中の答えを
引き出していくのです。
◆その時に出てくる答えに対し
気をつけることが3つあります。
それは
「評価や否定をしない」
「共感や関心を示す」
「答えは1つではない」
ということです。
【評価や否定をしない】
◆行き詰った先に出てくるのは
事前に準備された答えではないので
どんなものが
出てくるか分からないのです
すぐに出てくる答えは
既に準備されているので
あらかじめ整えられていて
人前に出しても恥ずかしくない
いわば優等生の答えなのです。
それに比べて
行き詰った先の潜在意識からの答えは
その場の答えに合っているのか?
言ってしまって恥ずかしくないか?
本当に言葉にしていいのか
不安や恥ずかしさが入り混じっている状態です。
そんな中で
「それはどういう意味?」
「何を言っているのか?」
「それはおかしい」
などと否定や評価をしてしまうと
せっかく出そうになった答えも
二度と言えなくなってしまいます。
【共感や関心を示す】
◆そんな状態で
やっと出した答えを
放置されると心細くなります。
それに対して
「なるほど」
「それもあるね」
「もうちょっと詳しく聞かせて」
関心や共感の反応があると
話していいんだという安心感と
もっと積極的に言葉にしてみようという
勇気が湧いてきます。
【答えは1つではない】
行き詰った先の答えは
準備されている答えのように
整えられたものではありません。
思いつくまま
手当たり次第に
どうでもいいことも
言葉にして出せるようになって
答えに近づいていきます。
◆何が正解かを
聴く側が探したり
評価や判定をするのではなく
とりあえず手当たり次第
全て出させるようなサポートを
していくことが
その人の答えを引き出し
気づきを与えることになるのです。
【今日の自己実現道】
◆準備された答えを
全て出し切った後
答えに行き詰まった時に
その人の奥底に眠っている
本当の答えが出てくるようになる
◆やっと出てきた答えに対して
否定や評価が入ると
言葉にする気がなくなってしまうが
共感や関心の反応があると
話していいんだという安心感と
もっと積極的に言葉にしてみようという
勇気が湧いてくる
◆順番がバラバラでも
何を言っているか分からなくても
全て出させるようなサポートを
していくことが
その人の答えを引き出し
気づきを与えることになる
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読んでいただき
ありがとうございます♪
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