Ishino Yuichi (石野雄一)

ロンドンと東京が拠点のコンテンツエージェンシー TAMLO代表/海外企業の日本進出、日…

Ishino Yuichi (石野雄一)

ロンドンと東京が拠点のコンテンツエージェンシー TAMLO代表/海外企業の日本進出、日本企業の海外事業推進をデジタルマーケティングで支援しています/英語の編集/ニッポン放送、All Aboutを経て渡英/プロライター大阪道場主宰

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  • 英国書店めぐり

    ロンドンを中心に、イギリスの書店・古書店を訪れる旅。その記録と小さな物語です。

最近の記事

ライターとして20年後も食べていくためには——「道場」を持とう

筆一本で生きるためにライティングに対する需要は、最近まで右肩上がりだったように思います。その背景には、ウェブメディア、とりわけ企業が発信するオウンドメディアが一気に増加したことが挙げられます。そうしたトレンドを反映するかのようにライターのプレゼンスも上がってきました。 しかし、少し前からオウンドメディア・ブームは下火に。周りのライターさんたちに話を聞いていると、そんな今だからこそ、筆一本で「食べていける」ためのスキルを身につけておきたい、と考えている方は多いようです。みなさ

    • 動詞の工夫で変わる、文章の余韻

      備忘をかねて、ライティングの参考となりそうなコツを書き溜めておきたい。僕は文章を書く際、よほど媒体のフォーマットが決まっていない限り動詞にバリエーションを持たせるようにしている。例えば、体の一部を使った表現を取り入れること。 より具体的には、「理解する」は「腑に落ちる」とする場合が少なくない。(頭ではなく)身に沁みてより深く理解している感じがするからだ。このほか、「別れる」は「手を振る」に。「祈る」は「手を合わせる」。「驚く」は「目を丸くする」で、「謝る」は「頭を下げる」。

      • 英国に学ぶ。最新ソーシャルリスニングツールの特徴と使い方

        ここまで進んでいる!欧米ソーシャルリスニングツール現在、私の会社は、ロンドンと東京でコンテンツマーケティング業を営んでおり、そのサービスのひとつに「ソーシャルメディア・プロモーション」があります。欧州の協業企業らと話をする中で、この領域に関して彼らのアプローチ手法から学ぶことが多くあったのでここに紹介したいと思います。 まずはツールの重要性です。現在、英国には、自国のものも含めて米国やフランスなどから入ってきた最先端のソーシャルリスニングツールがあります。勢力図は数ヶ月単位

        • ソーシャルリスニングとは。欧米の最新ツールと日本での実験

          ソーシャルリスニングとは何か ソーシャルリスニングとは、文字通り、SNSに投稿されている消費者の「生の声」を傾聴すること。そこで拾ったダイレクトな意見や反応を、企業のマーケティング、ブランディング、商品開発、広告・広報活動に利用するものです。 例えば、「●●航空のカスタマーセンターはまったくつながらない!もう乗らない!」というマイクロ・インフルエンサーのツイートがあり、たくさんの賛同を得ていたとします。これをたった一人の意見だからと看過せず、どういう人がリツイートしているの

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