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月報(2023年5月)

こんにちは!
今月も月報をお届けします。

コレクトラ


クラウド(天上)の最高権力者だった人物

コレクトラの開発は計画どおりに進みました。
5月の主な成果は

・シーン統合によるロード時間短縮
・天空ダンジョン「川遊び」「キャンプファイア」「金貨工場」「ダストシュート」
・ヒューマノイド系のモンスターイラスト7点
・町BGM
・全主人公の序章プロット

です。
リリース予定日は来年で、まだまだ先です。

5月のgitコミットは133件でした。

至れり尽くせり


駄菓子のガム。真ん中で2つに割れる。粉っぽい香りがする。

いたつくシリーズ第一作「夜に昇る米倉草間」の制作を進めています。
引き続き、シナリオプロットの完成度を上げています。
5月中にFIXするつもりだったので、少し遅れています。

今月決まった変更点として「ヒュプノノーツ」の仕様を拡張して、全アイテムに絵を用意することにしました。
本作は主題歌を入れようと考えており、準備中です。

5月のgitコミットは18件でした。

イベントとコンテスト

BitSummit Let's Go!と東京ゲームショウ Selected Indie 80は両方落選しました。
残念です。
「至れり尽くせり」は講談社のコンテストで応募総数約250件中の書類選考通過10件に入れたので、企画の見栄えは良い方なのかなと楽観していたところがありました。
東京ゲームショウのインディ出展は枠が80個ありましたが、そこで落選してしまった以上、客観的に見て平凡なレベルなのだろうと判断せざるをえません。
講談社ゲームクリエイターズラボは「上野」というキーワードが奇跡的に刺さった結果だったのかもしれないとも考えています。

まあ企画の見栄えも大事ですが、人的リソースが限られているので、ゲームそのものを面白くすることに力を入れます。
「至れり尽くせり」はシリーズで出していく予定なので、初動に命を賭けなくても中身が良ければなんとかなる余地があります。

第三回東京ゲームダンジョンへの応募は見送りました。
第一回横浜ゲームダンジョンに申し込みました。こちらは抽選で、おそらく倍率は5倍ぐらいだろうなと思っています。

メディア掲載

週プレNEWS様で取り上げていただきました!
ありがとうございます。

その他の出来事や遊んだゲームなど


ゼルダと壁男


ゼルダの伝説ティアーズ・オブ・ザ・キングダムを買って遊んでいます。
4つ目の祠に向かっているところです。
前作をプレイしていないのもあって、難しいです。

チュートリアルの島が「全世界かな」と思うぐらい広いです。
クリアするのには相当な時間がかかりそうで、一年ぐらいかけてプレイすることになるかもしれません。

感想としては、なんだかんだグラフィックが美しいです。
3Dグラフィックは光だと再認識しました。ローポリでもテクスチャが小さくても、光と影に妥協しなければ空気が美しい。
そして世界最高峰のレベルデザイン。キャラのモデルもモーションも最高。

見た目の良さで許されている部分もあるなと思いました。
オープニングで一言も発さないリンク(いわゆるドラクエ型主人公)に対して、一方的に熱心に語りかけるゼルダが印象的でした。かなり説明くさい台本ですが、いい感じの体験に仕上がっています。
物言わぬ壁と化したリンクに親密な感情を込めて関係性を伝えながら、長々と説明してプレイヤーの頭に世界観をインストールしていくゼルダ(CV. 嶋村侑さん)。
優れた導入部でした。
極端に視界が悪い洞窟をたいまつで照らしてくれるヒロインの吊り橋効果と、美しいグラフィックと、選ばれし一線級のプロ声優のスキル、そしてゼルダの伝説シリーズの信頼感によって、力業で成立させていたのは明らかです。
SAVE THE CATの法則で「プールで泳ぐローマ教皇」として紹介された手法でもあり、教科書通りやるんだなとも思いましたね)

インディゲーム制作者として思うことは「真似をしてはいけない」

このような名作は、制作側の人間ならば必ずプレイしておけ、みたいな意見があります。一理以上はあります。
とはいえ映画に例えるならカメラを止めるなの予算でシンウルトラマンを作ろうとしたら、演出が破綻する場面が発生するでしょう。
直接的な影響を受けすぎないように注意が必要とも思いました。

6月の開発予定

コレクトラ
・シーン統合作業残り
・ファストムーブ機能
・クエスト仕様作成
・カードイラスト

至れり尽くせり
・第一作のプロット完成
・敵データ入力
・試練データ入力
・イラスト作成

それでは皆様、良い一ヶ月をお過ごしください。
石乃浦骨董店でした。



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