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パブリックアートを撮影した写真は、SNSなどにアップしていいですか?

 パブリックアートの写真はネットにあげていいのかなぁ。
悩んだことがありました。
SNSの言葉もなく、WEB雑誌やブログなどの媒体で文字と文章を綴っていた頃の話。

そこで、ブルックリン在住の造形作家と一緒だった際、質問したことがあります。
彼女は北欧で、パブリックアートを制作して骨折して帰ってきた話をしてくれました。
「白夜にやられた」
 と笑っていたっけ。
まんざら冗談というわけでもなく、陽が沈むまで作業に夢中になっているうちに過労に気づかず、製作中の作品から転落したらしい。

で、最初の質問です。
結論から言うと屋外に恒常的に設置されているものであれば大丈夫なのだとか。
あくまで恒常的にが条件らしい。

一時的な屋外展示物は製作者の許可がいるけれど、
撮影禁止の表示がなければ、暗黙の了解でオッケーの場合も多く、グレーゾーンなのだとか。
宣伝効果の高いSNSで作家も拡散してもらった方がいいこともあるでしょうしね。

昨日、奈良県の「室生山上公園芸術の森」を歩きながら、当時の話を思い出していました。

ここは、地すべり対策事業として、
イスラエルの環境造形作家が設計し、
建設会社が6年ほどかけて造ったようです。
これまたパブリックアートの役割について考えさせられました。

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