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昔の映画を観直すことで、自分の考え方の変化を知る

10年以上前に触れた映画や音楽を再び鑑賞すると自分の考え方の変化を感じることがあります。

母が、映像配信のおススメの中からミュージカル映画「ドリームガールズ」を選び、一緒に拝見しました。

三人組の黒人女性ヴォーカルグループが売れていく中で、不和が起き、その後のそれぞれの人生が描かれる物語。
ダイアナ・ロスを含む「シュープリームス」をモデルにしたと言われています。

15年ほど前、パートナーとプーケット島のリゾートホテルで観ながら、語り合った記憶があります。

「有名(売れること)」=「幸せ」か?について。

屁理屈をこねる僕を見兼ね、
「そういうことは売れてから言ったら?」
 とパートナーからばっさり切られ、ふくれっ面でビールを飲んでいたなぁ。

当時、周囲からホワイトマンが「売れること」に対する意欲不足を指摘され続けていました。
貧乏会社にも関わらず、やりたいことばかり述べ、しかもマニアックな物なので売れないし、経理的に持たないからだったのでしょう。
今となっては、わかります。

じゃあ、売れたくなかったのか?
きっと「売れたかったんだろう」と思います。
「売れること」を目指すことがカッコ悪いと反発していたこともあるのでしょうが、「売れない」ことの言い訳を考えていたような気もします。

この映画を観ながら、改めて「幸せ」についても、ふと考えたんですよね。

今は、おかげさまで「幸せ」に過ごしています。
どうしてなんだろう。
好きな時間を過ごすことができる環境にあること、
笑って過ごす時間が多いこと、
家族や仲間に恵まれていること、
といったところでしょうか。
ここには、「売れる」、「売れない」は、あまり関係ないんでしょうね。
こんなことは15年前だったら、出てこなかっただろうなぁ。
考えも一回りしてきたのかもしれません。

まさか「ドリームガールズ」から、こんなことに発展するとは思わなかったけれど、
また、15年ほど経って、機会があれば観てみたいものです。
考えが二回りくらいするかもしれないから。

写真ひとつでも年月が経つと見え方が変わることがあるんだよなぁ。
今は仲のいいサボテン家族に見えます。

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