見出し画像

「愛おしく苦しいこの夜に。」(リーグ第12節・名古屋グランパス戦:0-1)

豊田スタジアムでの名古屋グランパス戦は0-1で敗戦。

リーグ戦の連勝記録は10でストップ。そして今季の初黒星となりました。去年から振り返っても、川崎フロンターレが公式戦で負けたのは、去年のホーム最終戦の横浜F・マリノス戦以来です。それ以外では練習試合でも負けていなかったはずですから(たぶん)、本当に久しぶりの敗戦になりました。

その日、サッカーニュースに内田篤人の引退とともに、「川崎フロンターレが初黒星」というトピックを飾っていました。

昔、キング・カズこと三浦知良が「勝った時、いい時に新聞の1面になるのは、誰でもできる。負けた時やダメな時の1面は、本当に認められないと」という談話がありますが、負けたことがニュースになるというのは、それだけ強いという証拠でもありますからね。

 試合を通じての決定機は限られてましたので、勝負のポイントで言えば、前半4分の右サイドをうまく崩して流し込んだ守田英正、下田北斗のプッシュが入っていれば・・・というのはあります。

あの下田北斗のシュートがゴールラインを完全に超えていたかどうかはわかりませんが(かなり微妙です)、どちらにしても、副審の位置から確信を持ってゴールを認定するのは難しいような気がします。

ちなみに豊田スタジアムでは、去年も家長昭博のクロスに合わせた登里享平のヘディングがゴールラインを超えたかどうかの際どい場面がありました。なかなかゴールを割らせてくれませんね、豊スタは。

では、試合を振り返っていきます。8月24日の夜に追記として、大島僚太の談話を含めた約2000文字のコラムを加えております。

■「自分が頑張るということの、その頑張るが動き回ることなのか。それとも、止まっておいて、自分にボールが来た時に質の高いプレーをするところなのか」(大島僚太)。途中交代で出た時のパワーのかけ方、使い方をどう整理しているのか。その出力について大島僚太に質問してみた。

全部で約10000文字です。ちょっといつもとは違うテイストでお伝えしております。よろしくどうぞ。

なお、プレビューはこちらです。→試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第12節・名古屋グランパス戦)

では、スタート!

続きをみるには

残り 9,299字 / 1画像

¥ 300

ご覧いただきありがとうございます。いただいたサポートは、継続的な取材活動や、自己投資の費用に使わせてもらいます。