試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第14節・横浜F・マリノス戦)
9月5日は日産スタジアムで横浜F・マリノス戦です。
「どう考えてもクレイジーだろ・・・」としか思えなかった8月から始まった真夏の13連戦も、ようやく終わりが少し見え始めてきました。11連戦目の相手は、昨年のリーグ覇者である横浜F・マリノスです。アウェイでの日産は、ACL帰りで疲労困憊のチーム状態で臨むことが多いのですが、今回も過密日程での一戦となりますね。
この試合に向けて、鬼木達監督は「大きなゲームになると思っています。34分の1という認識ではなく、この試合に懸ける思いはある」と強く言い切りました。ここらへんのスタンスは鬼木監督らしいところです。
例えば前任者の風間八宏監督は、どんなに重要度の高いゲームでも「試合に大きい、小さいゲームなんてないんだよ。いつも通りにやる」と言うタイプでした。でも鬼木監督は「大きなゲームになる」、「34分の1ではない」とはっきりと言うんですね。そうやってこの一戦の重要性を選手にも、もっと言うと、周囲にも意識させて臨ませます。
さて。どんな一戦になるのか。ラインナップはこちらです。
■注目は左サイドコンビの縦関係。中二日で臨む一戦の予想スタメンは?
■「ホーム最終戦の悔しさを、僕らは持っている」(鬼木監督)。こちらが質問で引き出さずとも指揮官が語り始めた、この一戦への思い。
■背後のスペースを狙うだけがハイライン攻略の近道ではない。マリノス守備陣攻略で大事なこととは?
■「何が何でも、チームのためにも、自分のためにも絶対に点を取ってやろうと思っていました」(脇坂泰斗)。なぜあんなに結果にこだわったのか。神戸戦の20分のプレーに込めていた思いと、激化し始めたインサイドハーフ争い。
■「後ろはしっかりと押し上げてコンパクトにするところ。それをしないと、前線や中盤の距離が長くなる」(谷口彰悟)。強気に戦い続けるために。ディフェンスリーダーが行う最終ラインの舵取りと、その際の心構え。
以上、5つのポイントで全部で約9000文字です。マリノス戦のポイントも語っていますが、チーム自体が非常の良い競争状態になっていることがわかると内容になっています。ぜひ読んでみてください。
なお、ルヴァンカップのレビューはこちらです。→「LITTLE WING」 (ルヴァンカップ準々決勝・ヴィッセル神戸戦:6-0)
では、スタート!
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