試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第24節・ヴィッセル神戸戦)
8月26日はノエビアスタジアム神戸でヴィッセル神戸戦です。
今節は第24節。
第12節と第13節の間に行われることになった一戦で、フロンターレは名古屋戦(アウェイ)から中二日で神戸戦(アウェイ)、さらに中二日で週末の土曜日に清水エスパルス戦(ホーム)を迎えます。夏場にこのスケジュールは、相当に厳しいですね。
ただ鬼木監督が作り上げてきた鬼木フロンターレの強みは「自分たちから崩れない」ということです。ここは絶対に踏ん張りどころでしょう。
では、試合のポイントを語っていきたいと思います。ラインナップはこちらです。
■「研ぎ澄まさないといけないので、気持ちの疲れはあると思います。だから、そこは気にはしています」(鬼木監督)。フル稼働で疲労困憊のセンターバックコンビをどうするか。中二日で臨む神戸戦のスタメン推理。
■「選手というよりも、自分自身がもっとやれたものがあったなと思っています。選手よりも、自分自身が学べたゲームでした」(鬼木監督)。ベクトルを自分自身に向けて敗因を語る指揮官が明確に示した、負けた後のチームの舵の切り方とは?
■「神戸というチームに去年勝てなかったということもあったので、そこはチャレンジャー精神を持って臨みたいと思います」(鬼木監督)。去年の「力負け」を経て突きつけられた「自分たちのサッカーとは何か」。そしてこの一戦が、磨き上げてきた4-3-3の真価が問われる一戦である理由。
■「ハーフコートで押し込んでプレーし続けたいし、前半から相手のビルドアップにはプレッシャーをかけていきたい」(大島僚太)、「毎試合ハーフコートにできるように、エンジン全開でいきたいと思っている」(山根視来)。いかに勝ち切るか。左右のサイドで持ち込みたい攻撃の狙いとは?
以上、4つのポイントで約9000文字です。この神戸戦は、鬼木監督にとってもただの1試合ではないはずで、そこらへんの背景を書いておきましたので、ぜひ読んでみてください。
なお、前節のレビューはこちらです。→「愛おしく苦しいこの夜に。」(リーグ第12節・名古屋グランパス戦:0-1)
では、スタート!
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