
リベロ?それとも、スイーパー?変幻自在なポジショニングで、最後尾からサイド攻撃を循環させた中村憲剛のタクト力。(ACLラウンド16・2ndレグ/ムアントン・ユナイテッド戦:4-1)
等々力陸上競技場でのACLラウンド16の2ndレグ、ムアントン・ユナイテッド戦は4-1で勝利。トータルスコア7-2でベスト8進出となりました。
前半だけで勝ち上がりをほぼ決めることができました。そこは本当に評価できると思います。なのでその前半を中心に語りたいのですが、個人的に一番面白かったのが中村憲剛のポジショニングですね。
Number Webの記事でも触れたのですが、あまりウケが良くなかったようなので、あえてタイトルに盛り込んで、ここでもちゃんと書き残しておきます(笑)。
ってなわけで、レビューのラインナップです。
1.「少しリスペクトしすぎてプレーしてしまったかなと感じています」(タチャタワン監督)。勝負はキックオフの時点で決まっていた?
2.「フロンターレは足元でやるけど、シンプルに裏に長めのパスを出すようにしていました。サイドはうまく使えたと思います」(車屋紳太郎)。絶妙だった登里享平と車屋紳太郎による左サイドの関係。
3.「あとはタイミング良く合わせるだけでした」(長谷川竜也)。なぜ長谷川が左サイドで詰めていたのか。先制点に行った前線の配置転換と、その直後に生まれた追加点の謎を読み解く。
4.「落ちるのは一枚でいいんですよ。マテウスみたいだった(笑)」(田坂祐介)。リベロ?それとも、スイーパー?変幻自在なポジショニングで、最後尾からサイド攻撃を循環させた中村憲剛のタクト力。
5.ACL8戦で未だ無敗。勝ち上がりの要因となっている「アウェイの戦い方」とは?
以上、5つのポイントで約6500文字です。この試合で追加点を挙げ、5月の公式戦6試合で4得点を決めている長谷川竜也についてのポイントは、きっと面白いはずです。よろしくどうぞ。
では、スタート!
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2017年川崎フロンターレ総集編(カップ戦)
ルヴァンカップ、天皇杯、ACLの総集編です(ACLの国外アウェイゲームは収録していません)。