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ワンポイントレビュー:恋の三角関係よりも面白い?憲剛、大島、E・ネットによるKOEの絶妙な三角関係。(1st第12節ヴィッセル神戸戦:3-1)

 等々力競技場で行われたヴィッセル神戸戦は3-1で勝利。浦和レッズが引き分けだったため、暫定ながら首位浮上です。

ここ最近、ホームでの相性がよくないヴィッセル神戸、そして苦手としている敵将・ネルシーニョと、不安材料は多かったものの、終わってみれば勝利。それも神戸のシュート数をわずか1本におさえる完勝となりました。

 この完勝劇を分析してみたいと思います。

ラインナップはこちらです。

1.前傾姿勢でボールを奪いに来なかった、ネルシーニョ監督の前半の狙いは?「悠さんが裏に抜けるフリをして足元に顔を出してくれた。そこに当てて入っていけば、問題なかったですね」(大島僚太)。

2.恋の三角関係よりも面白い?憲剛、大島、E・ネットによるKOEの絶妙な三角関係。「相手のボランチの頭の片隅に自分の存在を残して、ネットと僚太にボールを触りやすくした」(中村憲剛)。

3.得点シーン解説:なぜ登里享平は中央にいたのか。後半の“中村憲剛マンマーク作戦”を逆手にとって呼び込んだ逆転弾。

4.コンパクトさと切り替えの早さを維持した守備陣。「後半に関しては切り替えもすごく早かったし、満足出来ます」(車屋紳太郎)。

5.「サッカーが仕事なんで。サッカーできることがありがたいです」。神戸戦前日に奈良竜樹が語っていた決意。

以上のポイントを、約6000文字のボリュームでレビューしております。興味ある方は読んでみてください。

なおプレビューはこちらです。→試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ1st第12節・ヴィッセル神戸戦)

では、スタート!

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