試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ2nd第5節・FC東京戦)
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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ2nd第5節・FC東京戦)

いしかわごう

7月23日は等々力競技場でFC東京戦です。

一番の注目は、何と言っても中村憲剛の復帰だと思います。右足首の負傷で全治3~4週間と診断されてましたが、約2週間で出場できる状態に戻ってきました。

本人は「仙豆を食べたから」と冗談を言ってましたけど、かつてのレナトと言い、まったくどうなっているんでしょうか(仙豆を知らない方はドラゴンボールを読んでください)。

このスピード復帰に一番驚いているのは本人かもしれませんけど、予想よりも早い復帰に「強行出場なのでは?」という疑問はあると思います。

 しかし決してそうではありません。彼ぐらいのキャリアがある選手になると、自分の体はよくわかっていますし、出場の有無を判断する線引きもわかっています。この多摩川クラシコに照準を絞って仕上げてきたというわけではないそうで、本人はこんな風に振り返っています。

「目標を多摩川クラシコに設定していなかったのが、逆に良かったと思う。設定していたら、焦っていたかもしれない。わりと自然体のままでリハビリしていたら、ここまできた」

 中村憲剛は、練習で別メニュー調整して、試合だけ出場という形は好まない選手です。そうではなく、チームのトレーニングメニューを他の選手と同じように消化してから試合に臨むというサイクルで調整するタイプです。

 今週も週明けは別メニューでしたが、週半ばからはチームメートと同じ通常のチームメニューをこなしています。無理に試合に間に合わせたというよりも、チームの練習を消化して、その先に試合があるという普段のサイクルを過ごせています。

「自分の中で確信を持ってやれるときと、大丈夫かなと思いながらやれるときがある。別に無理はしていないです。本当にやばかったら、できないから。自分の中でやれる範疇だと思っているからやっています」

 なので心配は無用です。では、プレー面でどこに注目すべき。そこはプレビューにしっかり書いておきました。

 今回のプレビューのラインナップはこちらです。

1.前回のFC東京戦をプレイバック。「相手は守備がコンパクトだけど、裏もうまく警戒していた。さすがにレベルが高いと思いましたね」(小林悠)。逆転劇を生み出した、中村憲剛の戦術眼と柔軟性。そして前回の対戦から学ぶべきことは?

2.気になるスタメン予想。前節復帰を果たしたエドゥアルドは、先発か、ベンチスタートか?

3.「左サイドのときとは頭の中を変えなくていけない」。復活したボランチ・中村憲剛。彼がボランチにいることで、チームにもたらされるものとは?

4.現在2試合連続失点中の守備陣。「ランニングが多いチーム。2トップのネイサン・バーンズ選手、ムリキ選手はスピードがあるし、斜めに動く」(谷口彰悟)。FC東京戦で抑えたい守備のポイントは、ここ。

5.大切なのは、「中、外、中」のリズム。そして橋本晃司は、大久保嘉人の要求に応えられるか。

6.「影響を受けた一人ですね」。城福浩監督のもとでU-17W杯に出場した大塚翔平。当時のチームメートであったボールハンター・米本拓司とのマッチアップは、密かに注目。

以上、6つのポイントでディープに語っています。冒頭も含めて全部で約7000文字ほどです。ボランチ・中村憲剛についてはもちろん、大塚翔平と米本拓司のマッチアップなど、渋いところも語っています。読み応えあると思うので、多摩川クラシコをより深堀りして楽しみたい方は、読んでみてください。

では、スタート!

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いしかわごう
サッカーと将棋をコンテンツ化するフリーランスです。Number Webなどに寄稿。著書は「将棋でサッカーが面白くなる本」、「川崎フロンターレあるある1&2」など。「サッカー脳を育む」、「サッカー上達のためのマインドとメソッド」など中村憲剛の著書の構成も担当。