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試合をディープに観戦するためのワンポイントプレビュー(リーグ第15節・ガンバ大阪戦)

 5月19日はパナソニックスタジアム吹田でガンバ大阪戦です。

 早いもので第15節となりましたね。チームとしては、サガン鳥栖の敗戦から中三日での試合となります。毎年・・・と言っていいと思いますが、どこかのタイミングで遠方アウェイの連戦が組まれています。

 厳しい結果になることが多く、例えば無敗記録を作っていた2021年であっても、シーズン初黒星を喫したのはサンフレッチェ広島→アビスパ福岡のアウェイ連戦でした。去年であれば、夏場に天皇杯・アルビレックス新潟戦(120分+PK戦)から中二日で大阪でのセレッソ大阪戦という連戦がありました。この遠方アウェイ連戦は鬼門であり、試練と言えるかもしれません。

 今年は鳥栖→大阪というアウェイの連戦となりました。
中二日でアウェイが続く場合は、移動による疲労などを考慮して麻生グラウンドまで帰らず、アウェイゲームが行われる場所の周辺まで言ってトレーニングすることも珍しくありません。

 ただ今回は中三日空いていますから、鳥栖戦翌日に麻生に戻っております。チーム状態についてキャプテンの脇坂泰斗が言います。

「(麻生に帰ってきて)すぐ練習があってゲームがあるので、雰囲気が沈んでいるとかではないですし、またすぐ試合があるので、逆にそこで挽回しようと。もう一回、一人一人がやってやろうという気持ちになれています。トレーニングでは特に変わったことはないと思いますけど、自分が先頭に立って元気を出していきたいなと思っています」

 今節の相手はガンバ大阪です。
近年は抜群に相性が良い相手だったのですが、去年はリーグ戦で2敗しています。現在3試合連続無失点と堅守を見せています。ここをどう攻略していくのか。鬼木監督は「タフに戦えるかどうか」だと語気を強めました。

「アウェイの勝利の重要性と言いますか。タフに戦って勝っていきたいというのがあります。やっぱりそうしていかないと、勝つことも難しいと思っているので、一番はタフに戦えるかどうか。そういうところをしっかりと求めて勝ち点3にこだわってやっていきたいという思いが強いです」

※前節のレビューはこちらになります。後日取材による、高井幸大の未来に関する追記もあり、全部で約15000文字です。ぜひどうぞ。

では、試合の見どころを語っていきたいと思います。ラインナップはこちらです。


ではプレビュー、スタート!

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