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2016年2ndステージ・川崎フロンターレ総集編レビュー

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2016年9月の記事一覧

「それでも真ん中から行こうと話していた」(中村憲剛)、「中から、しつこくいきました」(谷口彰悟)。中央からの攻撃を徹底し続けた理由とは?そして面白いほど機能した、攻撃的な3バック。/ リーグ2nd第11節・アビスパ福岡戦:3-1

「それでも真ん中から行こうと話していた」(中村憲剛)、「中から、しつこくいきました」(谷口彰悟)。中央からの攻撃を徹底し続けた理由とは?そして面白いほど機能した、攻撃的な3バック。/ リーグ2nd第11節・アビスパ福岡戦:3-1

 等々力競技場でのアビスパ福岡戦は3-1で勝利。

年間首位と年間最下位の対戦であることを考えれば妥当なスコアかもしれませんが、実は今季の公式戦では2戦して1分1敗と勝っていない相手でもありました。

 そういう「ちょっと嫌な相手」に油断することなく3ゴールで完勝。1stステージでは湘南や福岡といった下位相手に勝ち切れませんでしたが、2ndステージではそういった下位相手にしっかりと勝ち点3を積み上

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この敗戦をどう消化するのか。「残り5試合、自分たちがチャンピオンになるんだという強い気持ちを持って・・・・」。オフ明けに中村憲剛が語ったこと。/ リーグ2nd第12節・大宮アルディージャ戦:2-3)

この敗戦をどう消化するのか。「残り5試合、自分たちがチャンピオンになるんだという強い気持ちを持って・・・・」。オフ明けに中村憲剛が語ったこと。/ リーグ2nd第12節・大宮アルディージャ戦:2-3)

熊谷スポーツ文化公園陸上競技場での大宮アルディージャ戦は2-3で敗戦。

 大宮の決勝弾が決まった瞬間、ゴール前にいたフロンターレの選手たちがいっせいにピッチに崩れ落ちました。みな体力を限界をすでに超えていたのでしょう。前半途中から10人での戦いでしたし、逆転するまでの80分でエネルギーを使い切ってしまっていても無理はありません。そのぐらい、ギリギリの状態だったのだと思います。

 にしても、悔し

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「距離感が遠いというのは感じていました」(小林悠)。劇的すぎた決勝弾で忘れがちな「小林悠のワントップは機能したのかどうか問題」を検証してみる。/リーグ2nd第13節・横浜F・マリノス戦:3-2

「距離感が遠いというのは感じていました」(小林悠)。劇的すぎた決勝弾で忘れがちな「小林悠のワントップは機能したのかどうか問題」を検証してみる。/リーグ2nd第13節・横浜F・マリノス戦:3-2

 等々力競技場での横浜F・マリノス戦は3-2で勝利。

 大久保嘉人とエドァルド・ネットが出場停止。そして守護神チョン・ソンリョンもヒザの負傷により欠場。センターライン3人が不在で迎えた神奈川ダービーは、まさに総力戦となりました。

 ゴールマウスに立ったのは新井章太です。
リーグ戦では今季初スタメン。「ここで俺が出て、完璧にやってポジションを取りたい。そのぐらいの気持ちでやります」と、彼は気合十

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