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観光記ーアメリカ、マイアミ編(1)ー(飛行機での座席に関する私の意見)

こんにちは。グアム編の執筆からだいぶ間が空いてしまいました。今週は諸事情で室内に籠っていなければならない時間が多くとても退屈でした。加えて、大学のフィットネス施設も休業が続いており、体を動かす機会も格段に減っているので、明らかに顔つき、体調にも変化が出ています。社会人になっても、運動だけは辞めてはいけないと悟っています。まぁ、個人的にはこの期間の大学の措置にはほとんど否定的です。

さて、グアムの次に訪れた地はアメリカ合衆国、フロリダ州にあるマイアミでございます。今回はそこまでの前置きが長くなりますので、興味のない方は飛ばして下さって頂いて構いません。

大学2年時の春休み、2018年の3月でした。グアムに行った際に離島ではなく本土に行ってみたいという思いが強くなり、この際はシカゴを拠点に、マイアミ→オーランド→ニューヨーク→シカゴと4都市を約2週間かけて周遊していました。

現在でこそ旅慣れしている筆者ではありますが、イギリスは近畿日本ツーリストさんが主に引率して下さり、グアムも旅行中ですら移動手段や何泊するかをちゃんと把握していなかったくらいなので、飛行機の乗り方やパスポートの残存期間、クレジットカードの重要性についてなどほとんど理解していませんでした。なので、この旅では日本円にして10数万円分をキャッシュで持参して行くというような事を平気でしていました。

さて、3月15日に成田空港からシカゴのオヘアまでアメリカン航空を利用して行ったわけですが、京成線の成田駅を成田国際空港の最寄駅であると思っていましたし、佐倉方面の風景に驚いた記憶があります。確か記憶では18時位に成田を出発する便だったと思います。(チケットはほとんど保存しているので見れば分かりますが。)念の為3時間ほど前には空港には到着していたと思います。アメリカに友人がいた為、往復の飛行機は1人でした。冷静に考えれば1人で空港に来るという経験そのものがこの時点で初めてだった為、出国の際に免税店などをゆっくり見たのも初めてで、純粋に色々と楽しんでいました。

何事にも最初はあるわけですが、私の海外旅行は実質的に今回が最初と言っても過言ではありません。

行きの飛行機はまさかの一番後ろの方の真ん中という選択肢の中では最悪の席。確か、この時はExpediaではなく、HISのオンラインが安くてそっちでブッキングしたはずですが、座席指定をするのを忘れてしまっていました。この真ん中の席の何が嫌だかというと、当時歯医者に通って虫歯の治療をしていたのですが、これが信じられないくらい痛かったので、この頃からもう2度と虫歯になりたくないなと思い、3食後と起床後、就寝前は必ず歯磨きと歯間ブラシを欠かさずに行なっていたので、この習慣を欠かすのが嫌で(飛行機では睡眠を取るということもあります。)、トイレに行きやすい席が良かったのです。笑

幸い、行きのフライトでは隣に座った女性の方が懇意にして下さり、沢山お話していました。その方とは今でも連絡を取っており、たまにご飯に連れてって下さっています。

要するに、飛行機では離陸くらいまでに隣に座られた方とどういう関係を築くかで真ん中の席に座ってしまった場合のフライトが快適であるか否かが変わってくると思います。(笑)トイレにも行きやすいですし。これに関してはまた他の場所の際のエピソードでお話しします。因みに、このフライトではそんなご縁もあり、調子に乗ってワインやビールを飲みまくっていたら、見事に気持ち悪くなってしまいました。久しぶりの長距離フライトということもありましたが、オヘアに到着してからは吐き気に襲われていました。

オヘアに到着後は、入国する為に2時間も並ぶました。お隣の方はニューヨークに行かれた為、Facebookのアカウントを教えて頂きお別れ。

幸い、逆隣の席で座っていた方とお話をさせて頂いたお陰で、なんとか時間の経過は早く感じました。因みにその方は娘さんのフラダンスを見にアトランタへ行かれるということで、急いでおられました。皆さん、もし南米に行かれる方はアメリカではなく、ヨーロッパ諸国や中東経由で行かれる事をお勧めします。アメリカはトランジットだけでも、入国しなくては行けないですし、ESTAのお金も払わなければいけないので、個人的にはアメリカ国内で日本から直行便が飛んでいない場所に行く以外はオススメしません。

さて、シカゴに到着後、友人と合流しシカゴで一休み。初めてのアメリカという事もあり、電車に乗るのも楽しかったです。現地には、15時頃到着したのですが、その日はスーツケースを置いて、寝ました。因みに、翌日の午前6時の便でマイアミに行かなくてはいけなかったので、朝の3時には起床しました。

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マイアミ編

さて、前置きだけで2000文字。ここからはオヘア空港〜マイアミでの出来事について執筆させて頂きます。マイアミはシカゴからは3時間で到着、この便は周りのダラス、ニューヨーク、ロサンゼルス行きに比べて明らかに黒人の比率が高いように感じました。そのような状況は初めてだったので、新鮮でした。席は進行方向右の窓側。間に空席があり若い黒人女性が一人。彼女はずっと、snapchatで自撮りをしていました。

何故座席の事を書くのか。シカゴからマイアミへのフライトはTVAで有名なテネシー川やアトランタの上空を通り、キーウエストの方から回ってマイアミ国際空港へと着陸します。その際、右側にマイアミのダウンタウンやビーチなど栄えている場所を目にするわけですが、その場所に入るまではひたすら湿地が広がッています。地図で見て頂くと分かると思いますが、恐らくエバーグレーズ国立公園と呼ばれる場所だと思います。(このnoteの画像はその際の写真である。)

マイアミはヘンリーフラグラーという鉄道王が開発するまでは特に栄えてはいなかったらしい。確かに、このような湿地の広がる場所は、鉄道の創設などがないと栄えることはないでしょう。徳川家康が来てからの江戸のようなイメージです。当然、これらはマイアミに行くまで知ることはなかったが、窓側から都市を眺めるというのはとても学びになります。長距離フライトでなければ、窓側の席に座るというのはとても貴重な機会であると思います。

余談ですが、マイアミの位置するフロリダ州は全米でも屈指の観光都市で、マイアミの他にもオーランドやジャクソンビルなどの都市を抱えます。

フロリダ州は所得税がなく、法人税もテキサス州のようにゼロではありませんが、極めて低いことで有名です。ARK Investが拠点をニューヨークからタンパへと移動したりもしています。

GDPではカリフォルニア、テキサス、ニューヨークに次いで全米第4位。全米の約20兆ドルのうち5%を占めており、GDPの規模だけで見ればメキシコやスペインと並ぶ程で、これは全世界のランキングでも12〜13位に位置します。

フロリダを訪れると日本も観光業に注力すれば、もっと出来る事はあるのではないかと感じます。中南米との玄関という立ち位置ではアトランタが圧倒的ですが、観光資源という観点ではフロリダに勝る都市はないのではないかと思います。野球やNFLのチームもありますし、中南米というマーケットも物理的に近い。

1年の半分をハリケーンが通過するリスクを伴いながら、テーマパークやリゾート地が乱立するフロリダに、アメリカの強さを感じました。

個人的には大好きな沖縄が東洋を代表する観光都市として今後より一層栄えるヒントが、マイアミやドバイを訪れると見つかる気がしました。マイアミとドバイは私が最もお気に入りの都市の1つなのですが、私が好きなサッカー選手も大体バケーションではこの2都市のいずれかを訪れているイメージがあります。

確かにドバイやマイアミは非日常感という観点では圧倒的なのですが、個人的には沖縄も充分こういった都市に並べるポテンシャルがあるのに勿体ないなと、訪れる度に感じます。

マイアミのみならず、ジャクソンビルやタンパも、なんとなくヒスパニックや黒人が多いイメージがあるので、てっきり民主党支持基盤なのかと思ったら共和党の基盤なんですね。むしろ白人の割合はカリフォルニアなどに比べて圧倒的に多い。

マイアミの雰囲気を見てもフロリダの一部でしかないという事実がフロリダ州、アメリカ合衆国の強さを実感した瞬間でもありました。

最後まで読んで頂きありがとうございました。


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