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観光記ートルコ・イスタンブール編ー

こんにちは。早朝にローマテルミニから空港へ。10時半くらいのフライトでトルコはイスタンブールへ向かいます。

正確には東京行きのフライトのトランジットを9時間にしてイスタンブールの中心部を観光して帰国するという旅程です。ターキッシュ・エアラインズに搭乗しました。

イスタンブール行きのフライトはとても空いていて、CAさんが優しくて、機内食も2回頂きました。

イスタンブールは最近新空港に移転し、現在も拡張し続けているらしいのですが、これが市街地から非常に離れています。主な市街までの手段はバスかタクシーしかありません。バスのチケットを券売機で購入&チャージし、スルタンアフメト行きのバスの乗ります。

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トルコのリラはローマでユーロから50ユーロだけ両替していきましたが、リラの価値が下落していることもあり、取り扱いがなく、1カ所目の両替所では両替して貰えませんでした。

写真の17番の乗り場から乗ります。バスは市街に入ると渋滞に巻き込まれる為、1.2時間程かかりました。到着したのは18時くらいだったと記憶しています。

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スルタンアフメトはいわゆる旧市街と呼ばれる場所で、モスクなどの観光地があります。物価や食事の値段も新市街に比べて安い為、食事はここで済ませるべきでしたが、新市街に行くまでそのような事実は知る由もないので、サッと散策して新市街へ向かいます。

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新市街に向かうには地下鉄を利用するか、歩くかなどの選択肢がありましたが、この旅はイスタンブールで終わるということもあり、最後に歩くことにしました。

歩く際には桟橋を渡り、たくさんの釣り人が釣りをしていました。また、本当かどうかはわかりませんが、シリアからの難民を名乗る子連れのマザーに募金を求められました。そう、シリアが近いのですイスタンブールは。

徒歩約20分程すると新市街に到着しますが、ここから急斜面の坂を登る必要があります。その途中にガラタ塔と言われる観光名所などもありますが写真を撮って終了。

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この坂近辺の場所がお土産を購入するのには最適の場所だと思います。新市街の通りまで行くとお洒落な店しかないので。

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これが新市街のメインロードです。今回の旅で訪れた場所の中ではドバイを除けば最も活気のある場所だったような気がしました。これだけ人がいるとなんだか安心しますね。

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街では演奏をするグループもいました。写真には写っていませんが、結構な人が見ていました。

イスタンブールではタバコのライターを貸してくれと言ってくる人との遭遇率が異常に高かったです。私はタバコを吸わないので持っていませんが、海外では割と当たり前らしく、コミュニケーションの1つだと思われます。

その後、色々とお店に立ち寄ったりして時間を潰していました。最後なので、レストランでご飯を食べようかと思いましたが、新市街にはあまり1人で入りたくなるようなお店はないので、ケバブを食べ歩きしていました。ケバブ屋さんはタクシム広場からメインロードに入る際の街角に集中しています。

ここでのケバブは本当に美味しかったです。記憶では人生初のケバブでしたが、ここイスタンブールで食べる事が出来てよかったです。以後ケバブが大好きな料理の1つになるのは言うまでもありません。

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タクシム広場です。ヨルダン人に特に用もないのに話しかけられたり、待ち合わせをしている女性に逆ナンパされたりと、何故かフレンドリーな方が多い場所でした。治安が悪い印象はありませんでした。

ただ、僅か8時間のトランジットであったのでまた機会があれば訪れたいと思います。私の友人にも訪れている方がたくさんいるので、市街以外にも魅力的な場所が多いのだと思います。

お土産にサッカーチームのガラタサライのシャツでも購入しようと思いましたが、あまり好みのものがなかったので断念。その後夜の11時20分くらいのバスでタクシム広場からバスに乗り空港へ戻ります。帰りは空いているので30分程で空港まで着きます。バス乗り場の場所はググれば一杯でてきます。本当に先人の丁寧な記録には感謝ですね。

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バスは確か片道300円くらいだった記憶があります。バスは上記の時刻表のように1日中約20分に1本出発するので極めて利便性は高いです。イスタンブールカードはバスにも地下鉄にも利用できるので余分にチャージして損はないでしょう。

イスタンブール国際空港は信じられないくらい大きい空港でした。これからトルコはこの空港とターキッシュ・エアラインズに投資していくのだろうという雰囲気を感じました。ドバイと同じくらい世界へのアクセスは優れていると思うので、今後トランジットで日本人が利用する機会は増えるでしょう。

結局今も昔も中継都市は一定栄えるという原理原則は正しいのだろうと思います。

私が搭乗する成田行きの便は最も離れているゲートからの出発だったので、歩いて15分程かかりました。LCCではないので、ゲートが遠いのは純粋に腹が立ちますね。まぁでも仕方ないです。

1時55分に出発する便だったのですが、まさかのほぼ満席。。。まぁローマからの搭乗だったので席が前だったのは良かったですが。

隣に座っていた少年は中学三年生で、Forzaという東京の強豪中学サッカークラブに所属している子でした。聞くと、高校では3年間バレンシアにサッカー留学するのだとか。あまり、日本の教育スタイルやサッカースタイルが合わない&親もそれに同意してくれたらしいとのこと。

プロサッカー選手になりたいと言っていたので、是非頑張って欲しいですね。私が機内食を少年にこぼしてしまったため、そこまで話が発展したのですが、とても礼儀も正しく応援したくなる少年でした。連絡先交換しとけば良かったです。

本当に応援しています。

普通に自分より年下との子との接点って冷静に少ないので、色々最近何が流行しているとか、学校での教育がどのように変化しているかなどを聞けることは本当に勉強になります。歳を取っても常に最先端の技術や若い方々の意見は積極的に聞いていきたいです。というより、本当に学ばせてもらってます。

窓側だったため、1回しかトイレにはいきませんでしたが、旅の疲労もあったのでしょう、12時間のフライトのうち8時間は寝ていました。ラッキー。

成田に到着したのは、12月6日の午後7時くらいでした。10日間ぶりの成田の印象は空港として質素であるという事と、高齢者が多いといった点です。まぁ、少子高齢化とかって海外から日本に帰国する瞬間が最も感じられる瞬間だったりします。

外から日本を見ないと、感じる事が出来ない事って結構あると思います。

ということで、私の最後の5回の卒業旅行第一弾、一人世界ツアーはこれにて終了です。

簡単に感想を述べるなら、

・1人でも全然いける。航空券と宿だけ決めてとっとと行けばいい。行きたい場所があるなら。

・SIMカードはデータ残量を気にしたり、使わないで自分の地理感を頼りたいという概念を捨ててとっとと使うべき。

・割と著名な観光地を訪れて思いましたが、観光地としての東京や日本は今後かなり高い水準まで世界の中でもなる事が出来る。

・何より現場に行ってみるということは、何をする上でも大切である。

・若くてエネルギーがあるうちにインドのような場所は訪れた方がいい。

・若いうちに弾丸&空港泊を含むような旅はすべき。

・教養や英語を含む自己投資はやるだけやって損はない。物の見方や対人関係から起こる出来事の幅が異なる。

と言ったところでしょうか。そんなに円高でもないですし、インターネットでそれなりに現地の写真や動画、様子も分かっちゃう時代なので必ずしも海外旅行に行く必要があるとは思いませんが、それでも現場に行って肌で感じるというのはとても大切だと思います。

最後まで読んでくださりありがとうございました。


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