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インターナショナルスクール生、英検の実力は?その③

5歳から日本人多めのインターナショナルスクールに通う11歳の息子の英検受験についてです。
一時帰国の際に受験した英語検定準1級ですが、ギリギリ2回目合格していました!!
1回目の不合格から2週間後に受験したものなので、英語力が伸びたと言うわけではなく、問題の当たり外れ・S-CBT試験慣れの問題かと思われます。

8割正解していないと合格にならない、合格率16%ぐらいと言うなかなか難しい試験なので合格するのは神童だけでしょうと(私だけ)諦めていて、勉強をほぼしなかったのは前回記載した通り。
1回目の受験の後は日本人小学校へ体験入学していることもあって、
・朝から晩まで日本語漬け
・放課後には友達の家に行き19時まで帰ってこない
・帰宅後ご飯とお風呂
・そこから自学1ページと言うなんでも良い宿題(→これは今風)を巨大な文字で埋める
と言う、昭和にタイムトラベルしたような田舎の小学生スタイルを貫き2週間過ごした後試験に向かいました。
つまり特別な試験練習はしていません。
1回目の結果も届いていない状況だったので、どこに注力して対策をすべきかもわからなかったので、S-CBT試では順番が一番になるSpeakingの練習だけ、前日にしました。
Writingを強化すべきなのは分かっていても対策は時間がかかるので、諦めました。手っ取り早く、文の構成や意見がとっ散らかって意味不明にならないように頭を整理する練習にもなるし、時事ネタや経済ネタなど、全く知らない日本の法律やマナーのことなど入れ知恵できるので、SpeakingとWitingは共通しているところが多いのではないかなぁと考えたことと、本人のやる気(書く気のなさ)から判断しました。
なんか偉そうに書いていますが、実際の勉強時間は1時間半ぐらいです・・

試験の出来は、本人はSpeakingが失敗したとのことでした。
絵を見て読む内容でキーとなる単語の意味を間違えて捉えていたので、4コマ説明が意味が分からなかったので納得した内容説明ができなかったとのこと。
おそらく、不動産(エステート)をエステ(美容エステサロン)と誤認識したのではないかな?と話を聞いて思いました。
その他は1回目よりできた、とのことでした。
SpeakingでとListeningで点数を稼がないとキツイだろうと思っていたので厳しいだろうなぁ、、と考えていました。

結果、合格だったのでこの経験から思うのは
5・6年ほどインターナショナルスクールに通っている子は
・英検準1級取得は可能な実力を持っている
・神童でなくても小学5年生で合格できる
・特別な対策講座などは必要なし(あればなお良し)
・問題の運で左右される

確実に合格したい人は問題集や単語集をした方が良いと思いますが、既に実力はあるので、私のように問題集や過去問・単語集を大量に買う必要なはいと個人的には思います。娘まで取っておくか・・・
息子をご存知の方なら分かると思いますが、我が子は謙遜でもなく神童タイプではありません。御三家でないインター(誰でも入れるウェイティングなしのインターナショナルスクール:日本人多めでESL充実、つまり英語レベルは高くない)で成績表も平均ちょっと下、英検と同時期日本の帰国子女が受ける模試(確か四谷大塚か早稲田アカデミー主催)で国語・算数・英語の3教科合計で下から2番目に堂々ランクインしています。
机に向かわず休日に10時間オンラインゲームに興じており、平日もYoutubeの時間制限で見れなくなると激怒し出して手につけられないヤバ男です。


以下は
・準1級のスコア詳細(1回目&2回目)
・早稲田アカデミーの先生のコメント
・今後受ける試験について

#以下有料にしています。

その②の記事はこちら↓

2級受験の時はこちら↓
よく考えると、一番2級受験の時に勉強(と対策)をしたので、その時の経験が生きているのでは・・・


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