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イシダテックは高専生の専門性が活かせるらしい。[中途編]

はじめましての方ははじめまして。イシダテック総務部の小山です。

いつもたくさんの「スキ」&シェア本当にありがとうございます!
前回、前々回と弊社社長、石田によるプロセス・イノベーション[考え方編]

そしてプロセス・イノベーション[実践編]をお届けしました。

少々専門性の高い記事となってしまいましたが、お好きな方には深いところまで届いているんじゃないかと信じています……!

あらためて自己紹介

弊社を初めて知っていただいた方もいらっしゃると思いますので、
自己紹介noteを再掲させていただきます。よろしければご一読ください!

3行でわかる!イシダテック
静岡県焼津市にある
完全オーダーメイドで省力化機械の企画・設計・製造を行っている
・お客様へ事業成長の「秘密兵器」をお届けしている


そして今回は


専門性もボリュームもあった前回から一転!
社員インタビュー第2弾をお届けします。

インタビューを行った菊地さんのプロフィール

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技術部設計課所属 菊地崇

■経歴
1992年3月:沼津工業高等専門学校 機械工学科 卒業
2017年4月:株式会社イシダテック 中途入社
※高専卒業以来約25年間、主に回転機器・空圧機器の量産設計業務に一貫して携わる。そしてイシダテックへ。
□総務部コソコソ噂話
・複数社での幅広い経験をお持ちです
 (仕様決定、構想・設計・量産設計、図面作成、部品手配など非常に多岐)
・自動機械の設計は機械設計職の中でもある種「究極のもの」らしい
・学生時代はラグビー部だったらしい
・趣味はウォーキングとバードウォッチング
・毎日昼休みは読書をして、そのあと会社の周りをウォーキングしている


イシダテックの第一印象

— イシダテックと出会ったきっかけは?


たしか、石田社長(当時専務)から某求人サイトでスカウトメールを送ってもらったのがきっかけだったと思います。

当時は清水区の会社に勤めていたため、イシダテックの社名だけは知っていましたが……。

「イシダテック」「石田社長」と聞いて、
ワンマンなんだろうな〜と勝手に解釈していました(笑)

まぁその後、良い意味で裏切られることになるのですが……。

— ワンマン、なるほど(笑) 選考はどのような感じでしたか?


現在配属している技術部の大ベテランと面接を行い、簡単な実技テストを受けました。面接で聞いてくることは技術的なことが多かったですし、試してくるような質問も多く、「これはごまかしの効かない会社だぞ!」と思いました。

結果ご縁があり入社するわけですが、ある種のギャップがありました。
というのも、入社当初はルールや規格がカチッと決まっているのかな?と思っていましたが、想像以上にフリーダムで驚きました(笑)
お客様の課題を自由な発想をカタチにすることで解消していく、というイメージですね。

高専卒業後、複数メーカーで主に量販品(ブロアー、コンプレッサーなど)の機械設計に携わりました。そこでは仕様や規格がある程度決まっていたため、「イシダテックは本当に完全オーダーメイドなんだな」と妙に納得した憶えがあります。

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「イシダテックはここまで自由なのか」と驚いた当時を振り返る菊地さん

話は現在へ

— 現在はどのような業務を担当されていますか?


現在は技術部設計課に所属し、営業担当がお客様にヒアリングした内容(問題・課題を含む)から仕様を決めて設計し、部品図を書いて製造部に繋げるという仕事をしています。

特に機械の仕様を決める段階においては問題・課題がぼんやりした状態のままではいけません。そうならないよう構想や設計を担当する私自身も営業担当とお客様のもとに同行し、一緒に仕様を決め、慎重にプロジェクトを進めています。

— 前職との仕事内容に違いはありますか?


お客様の業種や規模など細かな部分は異なるものの、
当社への依頼の多くは「省人化」がメインです。

そこまでは過去の知見を活かせるのですが、
オーダーメイドである、という点が以前の仕事とは大きく異なります。

省人化とは「単純労働を自動機械に置き換えること」
創業者が石田鉄工所として操業を始めた頃からの大きなテーマ。

ブレデングマシン


まず通常のメーカーは「特定のサービス、製品が欲しくて問い合わせが来る」ということが多いかと思います。

一方でイシダテックには「こんなことできない?」「〜に困っているんだけど、どうかな?」という相談から始まるんです。最適化、効率化をしていく、というゴールは変わらないのですが、まだ世の中にないものを作っていくことの難しさは初体験でした。

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— 我々の仕事は設計の中でも特殊ですよね……。


そうですね……。

私の場合は完全オーダーメイドの自動機械を設計したことがなかったので、ゼロベースからアイデアを出して、提案をする、ということの焦りと楽しさの両方を味わえています。あれ?これどうやって設計しよう!?という焦りもある中、設計がうまくはまってカタチになったときの喜びはひとしおです。

またお客様は、実現が難しいことを承知で相談に来ることもあります。
ですので課題解決のための引き出しをいかに増やすか?という点は常に意識しています。


中途入社の視点から見る「イシダテックの魅力」


— 様々な設計・製造現場を見てきた菊地さんにとって、イシダテックの魅力はどんなところにあるでしょうか?


イシダテックで働くことの魅力は、
「困りごとを解決する機械をお客様と一緒につくっていく」
という点にあると思います。

ゴールは決まっていますが、あらかじめ決まっているプロセス・ルールはありませんので、良くも悪くも自由ですし(笑)
それを楽しめる人にとっては最高の仕事になるんじゃないかと思います。

— 菊地さんにとっても「自由」が魅力だったのでしょうか?

実は逆で……(笑)

前職では、ルールに沿っているか?規格は合っているか?という前提がありました。事前に規格や仕様が決まっていたことをフロー通りに進めてきたため、新しいアイデア・可能性を求められる仕事は初めてだったので当初は不安がありました。

現在の業務では受注してから納入まで、お客様および社内で密にコミュニケーションをとり、出荷・納入後もフォローアップを行っています。

大変なこともありますが、現場で様々なお客様の姿を見るたび、
「もっと私たちにできることはないか」「なんとか楽にしてあげたい」
という気持ちが湧いてきます。そのためにはこの歳になってもまだまだ成長しなければとも感じますね。

そして私自身も成長しながら、社内で頑張っている若い社員のアイデアをうまく支える立場になっていけたらな、なんて思っています。



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イシダテック、実は若者も多く働いている。(全社員のうち約30%がU-30)
菊地さんのようにフォローしてくれる存在は非常に大きい。

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緑豊かな環境も社員の自由な発想を後押しする重要な要素。



第2弾社員インタビューはいかがでしたでしょうか?


弊社は受注生産という方式に加え、インタビュー内にもあったように、
「こんなことできない?」「~に困っているんだけど、どうかな?」というお客様のご相談がスタートになることも多々。

だからこそ……、

「100人のお客様がいたら100種の生産システム」がある
・お客様の課題や悩みを解決するための「秘密兵器」を創り出すには、
 既存の機構や手法だけでなく新たな技術や発想も必要
「独創的」という言葉は、私たちにとっては当たり前のこと
・日常生活で得た「インスピレーション」「アイデア」に変わる

— 古文書(過去の会社紹介資料)などより抜粋

創業以来大切にしてきたこのような考え方が、個人の創造性や個性を尊重する「自由」な文化として醸成されてきたのだなと私自身も再確認するいい機会になりました。(小山)

また次回もお楽しみに!

以前インタビューしたNHK高専ロボコン「大賞」受賞者の中原さんも
「自由な発想は人間特有のもの」と言っていました。こちらもぜひ!


▼秘密兵器、一緒に作りませんか?
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