「輪島塗 外木地呂内黒 丼」(「スロウスタート」)
さて今日は、丼のご紹介です。輪島の作家、辻雅史さんの作品。
外側は、木目の見える木地呂塗となっていて、内側は、料理が映えるように黒塗となっています。
ですので、色鮮やかな海鮮丼や、ちらし寿司なんかに合いそうです。
手触りも、辻さんの作品らしく、どっしりとしていながらも温かみがあります。
詳しくは、当店のホームページから、どうぞ。
さて、今度は、「スロウスタート」というアニメを見ました。2018年の作品。
全然知らない作品でしたが、「ごちうさ」と監督が同じらしいということで、何となく見てみました。
主人公、一之瀬花名は、運悪くおたふく風邪にかかってしまったせいで、高校を受験できず、中学生にして浪人となってしまいます。
翌年、心機一転のため、自分のことを誰も知らない、家からずっと離れた高校に入ることにしたのですが、実は年上なのがばれないかと、入学式からハラハラしっぱなし。
そんな彼女の前に現れたのは、クラスメイトである十倉栄依子、百地たまて、千石冠の3人。(一、十、百、千ですね。)
自分を、ごくごく普通に同級生だと思って受け入れてくれた彼女たちと日常を送るうちに、明るい気持ちを取り戻していく花名。
でも、親友たちをだましているようで何だか気が引けます。いつの日か秘密を打ち明けられる日は来るのでしょうか?
というストーリー。
スロウなスタートを切ることになった主人公が、徐々に立ち直っていくという大きな枠組みはあるものの、基本的には、何が起きるわけでもない日常系コメディ。
キャラは、みんな個性的ですし、しかも、みんないい人ですので、気楽に見られます。
オープニングも、カラフルで楽しいですね。
でも、最後に秘密を打ち明けて終わりなのかと思いきや、「いつかみんなに話せるかな?」で終わってしまいます。
まだ連載中の作品ですから、しょうがないですよね。それに、秘密を話したところで、みんな仲良しなんですから、何事もないでしょうし。
と思ったものの、やはり続きが気になり、原作のコミックを出ているところまで揃えてしまいました。
ついに、花名ちゃんの秘密がばれてしまうのは、第8巻。
予想通り、何事も起きないのですが、シチュエーションを上手く積み上げており、ラストは、うるっときてしまいました。
アニメ、コミックどちらも、おすすめです。
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