「輪島塗 春秋蒔絵ボールペン 黒」(「コーダ あいのうた」)
さて今日は、輪島塗のボールペンのご紹介です。
模様は、季節を問わずお使いいただける桜と紅葉。
ボールペンに木製の筒を嵌めて、そこに漆を塗ってありますので、とても柔らかな手触りです。
詳しくは、当店のホームページから、どうぞ。
さて、今度は、第94回アカデミー賞作品賞を受賞した「コーダ あいのうた」という映画を見ました。2022年の作品。
タイトルの「コーダ CODA」は、通常は、音楽の最終部のことを指します。
しかし、もう一つ、「Children Of Deaf Adults」(耳の聴こえない両親を持つ子ども)という意味もあるそうです。知りませんでした。
ストーリーは、耳の聴こえない両親を持つ少女が、歌の道に進もうとするのですが、音楽がどういうものなのか分からない両親には、理解してもらえず・・・・、というもの。
まぁ、面白かったのですが、荒っぽい漁師一家が物語の中心なため、登場人物が、みんな何だか卑猥なことばっかり言っているのが気になります。
クライマックスの、音楽学校での入学試験で、主人公が家族にも思いが伝わるように、手話をしながら、ジョニ・ミッチェルの「Both Sides Now」を歌うシーンは、良かったですけどね。
でも、この作品、フランス映画のリメイクらしいのですが、ずいぶん昔に見た「ビヨンド・サイレンス」という映画にそっくりです。
「ビヨンド・サイレンス」は、1996年のドイツ映画。
耳の聴こえない両親を持った少女が、音楽家(たしかクラリネットだったはず。)を目指すんですけど、両親には理解してもらえず・・・、というストーリー。
「コーダ」では、割とあっさりと両親に認めてもらえるんですけど、こちらでは、両親と娘の葛藤が、じっくりと描かれていました。
ということで、どうせ見るなら、バタバタとした「コーダ」よりも、いかにもヨーロッパ映画な落ち着いた雰囲気の「ビヨンド・サイレンス」の方をおすすめいたします。
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