MLT2021年3月第5週
From:家より
今週は待ちに待った4月を迎える。とうとう希望に満ち溢れた新年度を迎える。
それに伴って、人それぞれが、新年度にむけてやらなくてはいけないことがある。
会社では、今期の目標を達成するために必死こいて動いているはずだし、学校では新年度に向け教育体制をさらに強化しているはずである。
ちなみに去年の僕は会社で働き、コンテンツを配信するため、目標を達成するため、死ぬほど働いていた。
だからこの時期は誰もが限界を超えているんだろうなと思う。。。
そしてさらには来年度の目標等を決め、その目標に沿って走り出さないといけない。
そんな中、研究室の後輩からとある相談がきた。ちなみに彼とは筋トレを一緒にしたりする。しかもめちゃくちゃイジってくる可愛い後輩だ。そんな彼が相談をしてきた。
相談内容は「建築にフルコミットできない自分が研究室にいてもいいのか?」という相談だった。
よくよく話を聞いてみた。
「建築はもちろん好き。だけど、そこまでの覚悟を持ってできない。趣味の時間を大切にしたいし、先生みたいに建築に情熱があるわけでもない。そんな中途半端な僕が研究室にいてもいいのか?」
と。
いや〜わかるわ〜。笑
その気持ちめっちゃわかる〜。笑
と心の中で何回叫んだことか。笑
んで僕がしたアドバイスはこうだ。
「先生はお前の行動とか性格を見れば、そんなことくらいわかってるんだ。だから居ても大丈夫。動機は先生と同じ空間に居たいだけだろ?動機はそれで十分。建築を極めたいとかではなく。だから、そのままでいい」
そう、彼はただただ先生を尊敬しており、一緒な空間に居たいだけなのである(かもしれない)。
僕は、少なくとも彼からそんな雰囲気を感じ取った。これが適切なアドバイスかどうかは置いておいて、彼の過去の言動・行動・気持ちをできるだけ汲み取り、彼を思った上で上記のアドバイスをした。
彼は、僕からのアドバイスを聞いて
「相談して良かったです。心が軽くなりました」
と言ってくれた。そう思ってくれてるんだったらよかった。相談してくれてありがとう。
それと同時に休学を選択した、2年前の記憶が蘇った。
彼は年齢的に2つ下で、僕が彼の年齢の時も「このまま建築をしていいのか?」と悩み抜いた上、学校を休学し社会で1年働くという選択肢をとった。当時は本当に追い詰められていたから、彼の気持ちが本当によくわかる。
追い詰められたら、何をしたらいいのかよくわからなくなる。1人で抱え込んじゃう。そして精神状態が悪くなり、自分を攻撃してしまう。未来の扉を締め切ってしまう。
個人的には、
「そんなもんでいいだろう」と思う人は大抵「そんな人になっていく」
と思っている。
自分と向き合って「そんなもんでいいだろう」と思考を放棄せずに行動できている。彼は素晴らしい。
それと同時に、
「落ち込んでも、どんだけ落ち込んでも、勇気持って立ち上がって、次の行動を起こすかが大事」
だと思う。
彼の悩みも、2年前の当時の自分の悩みも、社会と比べるとしょうもないことなのかもしれない。宇宙に比べたら、ちっぽけなことだ。
しかし、当事者からすると深刻な悩みなのである。
そう思うと僕は2年前先輩にそんな相談をすることはできなかった。勇気がなかった。でも彼は勇気を持って自分に相談してきたことがすごい。それだけでも十分だ。
そして彼自身、新しい扉をバンバン開いていって欲しい。いろんな経験をしてもっと大きい男になって欲しい。(彼の方が筋トレガチ勢だから、体は僕よりデカイが。笑)
実際僕も悩んだ末「休学という行動」をとったことで新しい扉が開けた。大事なのは、行動に起こすこと。小さいアクションでもいい。相談でも素晴らしい。
そんな風に思い、自戒を込めてこの文章を書いた。
こんなカッコつけた返答をしたから自分も頑張らないと。
さっ、今週から4月が始まる。
気持ち新たに今週も頑張っていこう。
最後まで読んでくださってありがとうございます! この記事が役に立ったらサポートをよろしくお願いします!サポートしてくださった暁には僕がもっと頑張るという特典がついてきます。素晴らしい特典ですよね!よろしくお願いします。