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注意してくれる人の存在は有り難いよねという話

何か癖になりつつある深夜もしくは早朝の謎ポエムです。
毎回ベッドで丸まってスマホからぽちぽち書いてるんですが、結構興が乗る感覚があって楽しいですね。眠いけど。

で、今回のテーマです。
最近、叱ってくれる人や注意してくれる人が居なくなった時のことを思ってちょっと不安になったりしてました、というお話です。

きっかけはというと、ぼんやりネットを漂ってる時でした。
ネットではそこかしこで議論が行われていて、それ自体は多様性の表れということでいいんですが、たまにどう贔屓目に見ても合理性を欠いていたり偏見に満ちていたり攻撃的だったりする人が目に入ります。
そういう人を見ると「この人ちゃんと寝れてるのかな」とか「美味しいご飯食べれてるのかな」とか考えます。生活習慣乱れるとイライラしますし、何らかの精神的な疾患を抱えてる方の可能性もありますし。

問題はその人が至って健康優良児だった場合です。
要するに単に無知だったり無礼だったり性格が悪かったりする人だということになると思うんですが、そういう良くない振る舞いってのは人から指摘されないと気付けないんですよね。
つまりそういう人は、誰からも指摘されない、或いは指摘されても受け付けなかったから今があるんじゃないかと。

ある程度年齢を重ねて交友関係も広がり、人と繋がる機会が増えても、叱ったり注意してくれるほど距離の近い人ってなかなか出来ないじゃないですか。
いや僕だけかもしんないけど。

家族関係や組織の上下関係があって指導や教育の必要性があるとかならともかく、便宜上対等な関係の相手と交流して好ましくない振る舞いを見た場合、叱る暇があるなら愛想笑いを浮かべつつ距離を置くのが普通だと思うんですよね。
その相手と継続的な付き合いをしていく必要があるかどうかも関係してきますけど、リターンが見込めない限りわざわざ拗れそうな方向に持っていくリスクはなかなか負おうと思わないんじゃないでしょうか。

そうやって身軽な関係ばかりと繋がる大人になった時、一体誰が自分の間違いを正してくれるんだろうかと不安になります。

何をしたって事の成否を確かめる手段を持たず、具体的にどこをどう改めたり反省したらいいのか分からない。
ただ自分の言動や所作によって、潮が引くように人が離れていくのを見ていることしか出来ず、気が付けば社会の無人島にいるみたいになってる。
そして最悪の場合、そうなりつつある、或いは既にそうなっていることを自覚してない可能性もある。
想像しただけで震え上がりますね、マジで。

結局のところ、他の人に「こいつは俺が正してやらねば」と思わせるだけの価値が自分にあるかということなんですよね。
「役には立ちそうだし、話したり見てる分には面白い。でもメンテはしないし壊れたら放っておくよ」ってぐらいの距離感の人しか周りにいなかったら、崩れる時は一気に崩れそうな気がします。

別に周りの視線や評価にビビって生きろとか、そういう事を言いたい訳ではないです。
ただ無自覚な過ちが存在し得ることに少しでも自覚的でいて、頭下げる心算をしておく。
それぐらいはやっといても損はないんじゃないかと思います。

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