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Web集客でこれを軽視する人は砂漠で遭難します。ソウナンデス。

Webマーケや事業開発支援をやっているいしやすです。
今日はペルソナとカスタマージャーニーについてです。

顧客像(ペルソナ)と顧客行動(カスタマージャーニー)が重要だということがいろんな本やサイトでも言われていますので今更私があえて言うようなことではないのですが、Web集客の情報発信をするうえで、避けては通れなくなったので、改めて1度記事にしてみます。

Web集客は魚のいない川で釣りして失敗する人がほとんど。の記事では、

Facebookがいいですか?などの問いは手段が先になっているという事をお伝えしましたが、では「手段」を選ぶのにどうすればいいか?という答えになります。

ペルソナとは顧客像
あなたのお客さんはどんな人ですか?どんな考えを持った、誰にという部分がペルソナです。

カスタマージャーニーとは顧客行動
ペルソナがどのような考えを持っているから、このように行動して、だからこのメディアでこのような施策をする、という流れを考えるのがカスタマージャーニーです。

ここをあまり考えられずに、重要だということで、理想のユーザーの行動を作るらしい、ととりあえず作っている、活用できていない、作っただけで終わっているという事が多いのではないかと感じます。

ペルソナとカスタマージャーニーをなぜ作るのか?

精度の高い仮説を立ててどんな施策を打つべきか考えたり、見直したりするためのものです。

なかなか新しいビジネスを考えるという時に、そんな資料なんて作っていられない!めんどくさい!手間がかかる!というイメージを持たれることが多いかもしれません。

ではそれをやらずに、全く見当違いな無駄な集客をしていたら。
新しいメディアを開設してわざわざ記事を書いたり広告を出したり、それが効果があったかどうか待ってようやく効果なしとわかる。
…そちらの方が、お金も時間ももったいなくないでしょうか?

地図もなしにただ砂漠を歩き始めてはどこにも辿り着けません 。
複数の選択肢の中から、どれを選べば最適な方法でゴールにたどり着けそうか、ペルソナとカスタマージャーニーとは事業のマーケティングを効率的に行うためのものなのです。
ただその使い方を上手く使いこなせてるということが少ないと感じます。

ペルソナについては、20代女性東京在住と言った、層(デモグラフィック)ではなく、その人の考えや行動がありありと思い浮かべられるような、一人の人物のプロフィールまで落とし込むことが大切です。
なぜかと言うと、現在は価値観も情報経路も多様化しているため、以前の F 1層と言った層で括る大枠の捉え方では精度の高い仮説が立てられないのです。

一人の人に落とし込むことで、
「この人は、調べる方が面倒だから、ちょっとぐらいの値段は気にせずおすすめしたものを素直に選ぶよね。だから訴求は一番バランスのいいおすすめはこれ、手続きなど簡単なことが重要、探すときも色んなサイトを見て回ったりせず、Aというサイトでおすすめされているものを選びそう。」

「この人は、調べて一番安いものを選びたいので、○○というキーワードで検索したり、Bという口コミサイト等色々見てから選ぶよね、
だから切り口はお得押しで、こことここでこんなキーワードで集客しよう。」

住んでいる駅とかこんな細かいところまで決める必要ある?という人もいると思うのですが、こういった行動原則などを推測するのに、年収や、価値観、キャラクターなどが必要になってくるのです。
家賃を抑えるため、○○あたりに住んでいそう、仕事は○○で帰りは遅く、通勤時間が長いからこの時間帯くらいに通勤でスマホで○○を見ていそうだな…etc

20代女性といったくくりでは、ここまで深く考えられません。

また、ペルソナを使って、顧客行動まで考えましょう。どういう考えがあるから、こういう切り口が響きそうだ・ここでこの情報を伝えることが重要なんだ、と、施策の改善まで考えられないのなら作っただけの張りぼてです。

今のように、様々な SNS・ 広告手段などが増えてきている状況で、当てずっぽうでお金や時間を使うことは非効率です。

上記のようにあなたの商品のお客さんがどんな人か、でどの媒体を使うか、どんな訴求か、どんなキーワードか、等は異なってきます。

あなたのお客さんが誰なのか、その人に届ける設計図を作ってからお金と時間を投資しましょう。

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