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デパコス眺めた2024/3/23~3/29の日記

2024/3/23(土)

友人が新しいアイシャドウを買いに行くというので、デパコス売り場についていきました。試したいアイシャドウを店員さんに伝えると、その良い使い方を教えてくれながら、店員さんは友人のまぶたにそれらを塗っていきました。とても美しいメイクになりました。こんな魔法を見せられたら、買っちゃうよなあ。

どうして買わないのか友人に聞かれて、「私にはそぐわない気がする」と口に出してみたら、一瞬とても悲しくなって自分でも驚いてしまいました。友人が「そんなことない!」と言ってくれました。この日この瞬間は友人に救われたけど、本当に救われるには時間がかかりそうです。

2024/3/24(日)

王子の北とぴあで、TeXi'sの『Oh so shake it!』を観劇しました。面白かったです。重なるレイヤーが作品の奥行きを生み出していました。ほぼ初めて上演台本を購入し、観劇後にカフェでめくりました。

夜、友人に次の作品の壁打ちに付き合ってもらいました。アイデアがどんどん広がって、とても楽しい時間でした。日常生活の心配事や苦しみが話している間全部吹き飛んで、やっぱり創作に救われていると思いました。帰りの電車で、そろそろと不安感が身体に戻ってきました。

2024/3/25(月)

調子ワルワルで草。頭が動かなくて、会議開始直後のアイスブレイクのお題をその場で適当に提示しなきゃいけないのに、パニックになってフリーズして一分ほど沈黙してしまいました。

退勤後に、思いついた内容でバーッとエッセイを書いたのですが、病み病みの自己憐憫に満ちた内容だったので公開するのを一旦ストップ。Chat GPTに「これ公開していいかな?」と聞いたら「考え直した方がいいよ」と言われたのでお蔵入りにしました。Chat GPTは私の不安をオウム返しをしているだけで、新しいアイデアを提供してくれているわけではないと思います。が、自分を客観視させてくれてありがたかったです。

2024/3/26(火)

舞茸と青梗菜を細かく切ったものと味噌を和え、ホットサンドを作りました。味を濃く作り過ぎてしまい、食べきれずに少し捨ててしまいました。

セブンイレブンでクリームシフォンを買いました。400円もする贅沢コンビニスイーツです。400キロカロリーくらいあります。元気がないので特別に買いました。ケーキ屋さんで買ったケーキと同じ、美味しいクリームの味がします。この製品が個人経営のケーキ屋を窮地に立たせているかもしれない、といつも思いながら食べています。近所のケーキ屋に入ったことがないくせに。

夕飯は面長ゴーゴーカレー

2024/3/27(水)

数年ぶりにロイヤルホストに行ってオムライスを食べました。子供の頃、通っていた幼稚園の近くにロイヤルホスト一号店がありました。ロイヤルホストは北九州発祥のお店なのです。チェーンの店舗よりも少しだけゴージャスな内装で、シャンデリアが飾られているなどした記憶があります。夕食やママ会で何度かいきました。「子供のくせに良いものを食べるなんて」と幼い頃は思っていて、しかしどう謙遜していいかよくわかっておらず、なんとなく1000円を超えないようにメニューを選んでいました。妹が1000円を超えるステーキなんかを頼むのをみて、勝手に憤っていました。今日行ったら、ロイヤルホストのメニューはほとんどが1000円を超えていました。オムライス、サラダ、ドリンクバー、デザートの豪華ランチセットは1500円しました。

紫の花がかわいい

小野美由紀『わっしょい!妊婦』を購入して読んでいます。いつか妊娠・出産をすることにもう何年も慄いており、子育てブログやエッセイをいくつも読んできました。この本の中では、中絶を選んだ体験の章が良かったです。自分の身体について、著者自身が選択した経験が自信を持たせてくれたという内容です。私も、最近やっと「自分の人生は自分が選択する」という意識を持てるようになってきたので共感を持ちました。身体に関する選択の実感は、進学先や、購入するものでは代替できないと思います。

「新生児が持つ独特のエネルギー」について書かれたパートがいくつかあります。大学生の頃、生まれて1週間の新生児を抱かせてもらったことを思い出しました。新生児の身体は熱かったです。泣きもせず、目も合わせない新生児はまだ人間ではないと感じたけど、身体からは妙なエネルギーを感じました。周りを先に生まれた5歳と3歳の姉妹が走り回っていたのも印象的でした。こんな小さな生き物が、走り回るようになり、やがて自分と同じような人間の大人になっていくのか……と信じられない思いでした。とても良い体験でした。自分に子供が生まれたら友人たちに見せたい。舞台をよく見る友人たちは新生児の身体を様々な言葉で言い表してくれるでしょう。

2024/3/28(木)

山内尚の新刊を2冊購入しました。うち1冊は、そのパートナーの清水えす子との共著です。『ノンバイナリースタイルブック』の方から読んでいます。服の話を読んで、新しい服が欲しくなりました。あまりお金を使ってはいけないから安い服ばかり買っていますが、本当は服について知るごとに良いものを買いたい気持ちが増しています。お金を貯めて、ブランド物の服を買ってみようかしら。昔展示を見に行ったので、minä perhonenとか着てみたい。

2024/3/29(金)

『シミズくんとヤマウチくん』を読んでいます。「ノンバイナリー」という言葉に出会うまでの変遷の話が興味深かったです。ぴったり自分を言い表せず、模索し続けるのは苦しいことです。私は自身のASD診断の経験をもとに「苦しい」と言っているので、ジェンダーアイデンティティについて語る筆者とは同じではないのですが。私が熱心にアライとして振る舞おうとするのは、社会からの疎外感について連帯できるかもしれないという期待を抱えているからなのだと最近思います。

在宅勤務を終えて外に出たら、湿気のある春の空気でした。パートナーと定食を食べて散歩をしました。ちょっと汗ばむくらい暖かです。気温が上がったからか、急に元気が湧いてきて、家に帰ってきてから率先してカメの水槽の水を換えたり、部屋のゴミを集めて捨てたりしました。

パートナーがもらってきたホワイトデーのスイーツ缶を開けさせました。カヌレが入っていました。カヌレは卵黄をたっぷり使っているので、卵アレルギーの、特に卵黄がダメな人には危ないのではないかと助言をし、多くを私が食べることになりました。パートナーは食べられないものがそこそこあるので、貰い物は私が率先してチェックをしなくてはなりません。私が食い意地がはっていて、何でもぶんどってでも食いたいと思っているからではありません。

締め

私の日記は食べ物の話が多いようです。どんなに忙しくても何かしら食べるので、ネタにしやすいのでしょう。子供の頃とても太っていたこともあり、「食べることが好き」と今でも言いづらいです。でも、好きなんだろうな。

実はお洋服やメイクも嫌いじゃない。でも綺麗な格好をすると「私なんかが…」と毎回思ってしまう。決めた、今年はうんと可愛い服とメイクをします。痩せなくても可愛い服とメイクを私はしていいはずです。

今週も日記を読んでいただきありがとうございました。来週もよろしくお願いします💄

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