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日本ドラマ「最愛」

主演:吉高由里子、松下洸平、井浦新
2021年 全10話
いしゃーしゃ的オススメ度:★★★☆☆
(写真=TBS公式サイトより)

本作が放送されていた当時のクールは、日本ドラマをあまりよくチェックしていなくて、確か存在自体知らなかった。しかし、数話放送されてから話題になり、私のARATA様が出ていたことを知って驚愕😱
ちっ、またゆりことか。。。でももうストーリーが半分ぐらい進んでるし、時間的にも余裕がなかったので諦めていた。
しかし、ネトフリに出てきたので、視聴中の『星降る夜に』は一旦中断して、ARATA様を観ることに!(おディーン様、ごめんね💕)

もうご存知の方も多いので、概要はWikipediaより:

連続殺人事件の重要参考人となった実業家の女性、彼女を取り調べる男性刑事、彼女を守ろうとする男性弁護士の3人を中心とした物語が展開し、連続殺人事件の謎が複雑に絡み合ったサスペンスドラマ。
警視庁捜査一課の刑事・宮崎大輝(松下洸平演)は、15年前の2006年、互いに思いを寄せあった真田梨央(吉高由里子演)に、東京で起きた殺人事件の関係者として再会する。以下、物語では、作中現在の2021年と、2006年の出来事が交互に描かれる。

Wikipediaより

端折りすぎ、急ぎすぎ、そんなに詰め込まなくても。。。

1話目を観た後、なんだか作風や脚本がごちゃごちゃし過ぎていて、ん???となったが、調べて奥寺佐渡子氏と清水友佳子氏の脚本と知り納得。彼女たちの『夜行観覧車』や『Nのために』は大好きだったので、よしとしよう。

しかし私の好みが変わったのだろうか。なんだか展開が急ぎすぎていて、多くの点の背景の説明不足が際立った。なので、内容自体が頭によく入ってこない。
以下、非常に気になった点を挙げてみる。

モノローグと会話シーンが多すぎる

最近の日本ドラマの傾向のようだが、とにかくモノローグなどでの説明が多過ぎる。毎エピソード、冒頭で別の人物の視点から、いろいろなことが語られるが、それはいい。ただ、その情報量が多い。

それに、松下洸平に長々と語らせてはいけない❗️
第1話目、のっけから彼の言ってることがよく聞き取れなくて、思わず字幕で読む始末。歳とったのかなぁ、私が(苦笑)。
他のキャストのモノローグは気にならなかったので、彼の滑舌の悪さだろう。『カラマーゾフの兄弟』以外彼のドラマも観たことないので、慣れてなかったのかもしれない。

もう少し登場人物の背景を知りたかった

梨央と優姉弟の部分は、まあ、ある程度時間をかけて、よく描かれていたと思うが、もう少し焦点を当てて欲しかったのは加瀬弁護士(ARATA様)、後藤信介(及川光博)、橘しおり(田中みな実)に母親真田梓(薬師丸ひろ子)と渡辺親子
てか、ほぼ全員だな(笑)。

彼らのキャラ、バックグラウンドが、多少はモノローグや会話で表現されていたが、そこはドラマなんだから、それでだけでなく、もう少し映して欲しかった。
重要な役割だし、いい俳優達なので、ここは端折るべきではなかっただろう。

過去と現在の交差が多過ぎる

この脚本家たちの特徴ではあると思うので、ある程度はいいのだが、その交差が目まぐるしくて、ちょっと疲れた。いや、やっぱり私が歳をとったのかなぁ。それとも中韓台泰ドラマの見過ぎか(笑)。
多少はあったと思うのだが、「2021年 東京」みたいに、それぞれの年代と場所を入れておいて欲しかった。
「テンポがいい」とはとても言えない、ごちゃごちゃ感があった。

というわけで、おそらく日本のドラマの放送クールに合わせて、無理矢理10話に詰め込んだ感がハンパない本作、オリジナルのストーリーでプロットは良かったし、キャストもいいのにちょっと残念。
これは韓国でのリメイクが決定したそうなので、ちょっとこちらに期待してしまう。

ただ、ARATA様とゆりこのケミストリーは良かったかな。松下洸平の代わりに高良健吾君が良かったけど、そういえば彼を最近ドラマで見ていないような気がする。

オススメ度の★の一つは主題歌である宇多田ヒカルの『君に夢中』に🎶

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