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アナログゲーム情報誌「クリエイターズ」大賞発表

アナログゲーム情報誌「クリエイターズ」とは・・・

アナログゲームを作りたい人も遊びたい人も楽しめる情報誌!注目のアナログゲーム情報からゲームデザイナーの考え方・作り方などが掲載されているフリーペーパーです。ゲームマーケットをはじめ、全国のアナログゲーム取り扱い店舗様やボドゲカフェ様等で委託設置中です。現在まで、β版・vol.1・vol.2・vol.3と発刊しており合計約5,500部を配布してきました。

今回は、そんなインディーズのアナログゲーム情報に特化した冊子の編集長が「今まで掲載したゲームの中」からゲーム性だけでなく活動方法や企画方針等も総合的に考慮して勝手ではあるが正式に大賞を贈ってしまおうという企画です。

この度慎重に検討した結果、合計4つの大賞を選出させていただきました。
では早速、順番に発表!


クリエイターズ -総合部門-「大賞」
ギャングスターパラダイス

言わずと知れたギャングスターパラダイス!クラウドファンディングでの人気を維持したまま「ギャングスターパラダイス」というブランドで長きに渡ってゲーム展開をしている。
ゲームイベントが非常に活発で、地区大会から全国大会までやってのけるという広がりっぷり。また、オリジナルカードという独自展開も行っており、それも非常に人気のようで受注開始してもすぐ品切れになってしまう状態である。カード系の制作者なら一度は「その人だけのオリジナルカードがあれば面白いのに」と思うことだろう。色々なことを含め、それを地で行っている活動は相当な胆力が必要であると思う。雰囲気も一緒にブラックな大人のアナログゲームを楽しみたいにオススメである。
掲載はクリエイターズvol.2にて企業ブース特集として取り上げさせていただいた。活動における考え方が分かる他、読んでいて人柄の面白さも感じ取れる記事となっているのでご興味があれば是非vol.2を手に取っていただきたい。

ギャングスターパラダイス公式サイト



クリエイターズ -総合部門-「大賞」
MagMell

クリエイターズ読者ならお馴染みのマグメル!2018年秋に初出展から次の2019春には企業ブース出展まで進出した超新星。企画者も日々対戦カードゲームの研究を怠らずMagMellに反映していっていることからゲームデザイナーとしてのプレイヤーからの信頼性も非常に高い。イベントや体験会も活発で、ゲームデザイナー自ら遠方のイベントへ赴きゲームを盛り上げている。
オリジナルTCGというジャンルは軌道に乗るのが非常に難しいが、マグメルは今や注目株のTCGといえるだろう。古き良きカードゲーム好きも、しっかり勝利を味わいたいトーナメントプレイヤーにもオススメな対戦カードゲームである。
掲載は全ての号で掲載されている。というのも毎回、こちら側から執筆のお願いをしているからである。まだゲムマに作品を発表していない段階で、初めて活動方針や考え方をお伺いした際に「これは今後のモデルケースになる人だ」と感じ、それを少しでも読者の皆様に伝えたく毎号掲載となっている。編集長はとっても見る目があることが証明されてしまった!(笑

MagMell公式サイト



クリエイターズ -総合部門-「大賞」
スターライトステージ

クリエイターズvol.3にて圧倒的良質な記事を執筆していただいたのはまだ記憶に新しいスターライトステージ!賞を贈るのも恐れ多いが、このゲームは外せるはずがない。アイドルの活動をシステムにマッチさせながら競争要素も高いという、何度やっても飽きないゲームである。また各拡張によってシステムコンセプトが異なり、同じゲームでありながら基本セットに拡張の何を入れるかによって様々な楽しみ方が出来るという長年ファンが居続けるのも理解できる珠玉の逸品である。アイドル好きにはもちろんオススメだが、私の周りのゲーム制作者達は勉強のために買っている人も多いので、アイドルに興味が無い人でも絶対に楽しめるゲームだと思われる。
個人的に非常に印象深い企画者の言葉は「ゲームのユーザーを増やすには地道に企画者が活動を続ける他無い」と仰っていたことだ。これほどまで実績も実力も兼ね揃えた方から出るその言葉は、誠実さとゲームに対する真摯さが滲み出ており、それはきっと真理なのだろうなと感じた。
これからゲームを作ってみようと考えている方は、是非クリエイターズvol.3のスラータイトステージのページを一読していただきたい。

スターライトステージ公式サイト



クリエイターズ -総合部門-「大賞」
赤い扉と殺人鬼の鍵

イエサブのランキングに載ったり海外展開になったりと色々と話題となっている「赤い扉と殺人鬼の鍵」!実を言うと私は、この「赤い扉と殺人鬼の鍵」をゲムマで発表される前に、ゲームを話題にさせるにはと考えながら活動されている企画者と出会っていた。クリエイターズvol.3の裏表紙を飾っていただいている。
企画者自身がこれからする活動と、してきた活動を細かく分析や振り返りを行っていてそれを他の企画者にも相談・共有しているのが非常に印象的だった。このゲームはたまたま面白そうだったから話題になったのではなく、企画者の相当な努力の末に今の人気っぷりを確立しているのである。ゲームだけでなく、ゲーム制作に携わったクリエイターに対しても非常に真摯に向き合っており、こういった企画者がもっと増えていけばアナログゲーム界隈だけでなく、全てのクリエイター界隈が活性化すると私自身感じるほどであった。

赤い扉と殺人鬼の鍵 紹介ページ

そんな「赤い扉と殺人鬼の鍵」の企画者を取り上げた記事がクリエイターズvol.4でインタビュー掲載予定!是非、次作もお楽しみに!


次回はクリエイターズ総合部門の特別賞を発表したいと思います!そちらもお楽しみに!!

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