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ある日のこと(スターバックス)

人生は夢だらけ、と林檎ちゃんが歌う。今日も小雨がぽつぽつと降っている。

今朝は、長女のご機嫌がすこぶるよろしくなかった。
朝食はフルグラに温かい牛乳と、粉のミロ(ココアみたいなやつ。パッケージの袋が緑の。子どもの頃ばあちゃんがよく飲ませてくれた)を少々かけたもの。ワタシ的最速朝食だ。なんせ8時に起きてしまって、しかし保育園のために8時半に家を出なくてはならない。
のだけど、長女はご飯を食べる場所が気に入らなくて、えらく泣いた。きっと、場所はそんなに大事じゃない。連休明けだもんなぁ、と話を聞く。可能な範囲で希望を叶えたけれど、まだ泣き叫ぶのでしばし放置してみる。登園時間が迫る。
3分ほどぐずぐずしているのを見て、これは、と思って熱を測ってみた。36.7℃。普通of普通じゃないか。
でも、試しに言ってみた。「あら、ちょーっとだけ熱があるかも。それでご機嫌が悪いのかもよ。もうご飯食べて元気だしたら?」そう言って背中を撫でたら、なんだか納得して座り、多少まだごにょごにょ言いつつも、もそもそとフルグラを食べ始めたのだ。人間って理由がわかると安心するんだよなぁと驚く。イライラはホルモンのせいとか、この落ち込みはお天気のせい、とかね。
連休中は毎日わたしと過ごし、じじばばやわたしの友達に優しくされて過ごして、それが当たり前に感じ始めた頃に保育園が再開して。言葉にできないさびしさでいっぱいなのね。

わかるよ、超わかるよ、かあちゃんも仕事したくないもん。するけど。大人だからさ、やってしまえば楽しいとわかってるんだ。そのために、ちょいと遠回りして自分の思う楽しいことを仕事にしているからね。

よっしゃー行っておいでーと玄関に向かわせる。昨日新しい靴が泥で汚れたのも気になってたみたいだから、ささっとおしりふきで拭いてやった。ぴかぴかになって嬉しそう。よかったね。夫に連れられて、双子は元気に登園して行った。

ぴかぴかになると嬉しいんだよなぁと思って、子どもと夫を送り出してから猫トイレの掃除をする。きれいだ。きれいになった途端、トイレで猫が用を足す。いいんです。そういうの、慣れてます。

わたし、今日は元気みたい。


追伸:

色々と悩んだ結果、スタバの真っ白のタンブラーを買いました。グランデしか入らないけど、紙を捨てる罪悪感がなくなって、なんだか誇らしい。


サポートは3匹の猫の爪とぎか本の購入費用にします。