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【社長や講座運営者必読】相手に全てを教えてしまう=相手の思考停止状態を誘発

上村です、

今朝、インスタグラムの
ストーリーでこんな投稿をしました。

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『相手に全てを教えないようにしよう。』

講座やスクールの会員さんに成果を
出してもらう。社員やスタッフを
成長させる。こうした人材育成の
場面で大切なのは

『全てを教えないこと』

です。

なぜなら全てを教えてしまうと
相手の主体性や自主性を奪い、
思考停止にしてしまうからです。

過保護な親は子どもを堕落させますが
つまりそれと同じことです。

講座の運営者や社長に必要なのは、
効果的な質問を投げかけ、
気づきを発見させ、相手の秘めたる
ポテンシャルを引き出すこと。

そしてそれこそが真の愛
ではないかと思います。
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これについて補足説明をしようと思います。

私も曲がりなりにも4〜5年ほど
自分のビジネスコミュニティを運営して、
たくさんの方と接してきました。

また仕事柄他のコミュニティもたくさん
見てきましたし、色々な社長さんとの
接してきています。

その中で感じることは、
人材育成スキルに長けている人ほど、

人に対して全てを手取り足取り
教えていないということです。
(無責任な放任や放置とは違います)

何か相手から質問や相談が来た時も、
すぐに解決策を提供するのではなく、

その代わりに

「まず今回の問題はなぜ起きたんだと思いますか?」

「次同じことが起こらないよう回避し、
 さらに質の高い仕事をして今回以上の成果に
 繋げるためにはどんなアイデアが思いつきますか?」

などといった質問をして、
相手の頭で考えさせて、
相手の中で答えを導き出す
コミュニケーションの
スタイルを主に採用しています。

もちろん相手がその特定の分野に全く
知識がなく、そもそも答えを導き出す
情報リソースが足りていなければ
解決策を提示してティーチングをする
こともありますが基本スタイルは主に
コーチングに重きを置いていると感じます。

これが逆のパターンで、
コーチングを行うことをほとんどせず、

相手から質問や相談が来た時にすぐに
答えを提供してしまうとどうなるか。

相手はインスタントに解決策が手に入り
目の前の問題は解決できて嬉しいかも
しれませんが、

自分の中で問題解決能力が鍛えられていないので
また同じ問題が起きた時に自力で答えを導き出せず
常に人に相談をしないといけなくなってしまいます。

つまりこのコミュニケーションスタンスで
人と接してしまうと、相手の主体性を削ぎ
思考停止状態にさせてしまうのです。

先日参加した原田泳幸さんの講義の中でも
この状態を『脳死状態』と原田さんは
おっしゃっていました。

かなりパンチの効いた言葉ですが、
あながち間違っていないと感じます。

このメールを読んでくださっている
あなたはおそらく何かしら人を導くような
立場にある方かそれを目指す方だと思いますが、
であればなおさら

『相手に全てを教えないこと』

をぜひ意識していただくと良いと思います。

インスタントに回答をするのではなく、
一呼吸置き、

相手の頭の中で考えさせる質問を投げかけ、

相手の中から気づきを発見させ、

そして相手の中の秘めたる
ポテンシャルを引き出すこと。

主体性や自主性を引き出すこと。

これがリーダーとして必要な
資質なのではないかと思います。

ぶっちゃけ、すぐにその問いに対して
回答することの方が簡単で、あえて
ワンクッション置き質問から入ることは
その質問を考える手間を考えると
そっちの方が大変です。

人材育成という観点からすると
その人の華が咲くまで
忍耐力も必要となるでしょう。

ですがその人の元々持っている
主体性や自立心を引き出すためには、
あえてこうした遠回りした対話も
時に必要
だと私は感じています。

これはもちろん私自身も意識していて、
私の講座の中ではティーチングすることも
もちろんありますが、基本スタンスは
コーチングに重きを置いています。

ですので会員さんは質問をしたのに、
すぐに回答をもらえず私に質問で返され
その方を悶々とさせることもあります。

ですがその質問を投げかけることにより
相手の頭の中では混沌(カオス)が発生します。

そしてその混沌(カオス)がトリガーとなり
そこから脳内の神経細胞であるニューロンと
ニューロンを結びつける新しい電気信号回路
(シナプス)が創られます。

これがいわゆる気づきや発見を
自分の中で発見した瞬間です。
(アハ体験的な感じです)

こうしたコミュニケーションスタイルで
相手と接していくと、時間が経つほど
相手は自分自身でも効果的な質問が
できるようになり、目の前の問題を
自力で解決できるようになります。

そしてその主体性が高まれば高まるほど、
この資本主義社会ではおおむね比例して
収入も高まるようになっています。

そのお手伝いをするのが、
私の1つの仕事だと思っています。

冒頭で

「過保護な親は子どもを堕落させる」

とお伝えしましたが、過保護というのは、
裏を返すと自分が保護しないとその子は
1人で生きられない、つまりその子の
自主性や尊厳といったものを半ば否定
してしまっているとも見ることができます。

幸い私の両親は、
小さい時から適度な距離感で接してくれ、

「それをやってもいいけど自己責任だぞ」

というのが父親の教育スタンスでした。

(むしろ過保護とはかけ離れている時も多く
小さい時は頻繁に空手仕込みの拳で殴られ
血を流していましたw ※今は仲が良いです)

今思えば、その適度な距離感が
私の主体性や自立心を育ててくれた
のではないかとも思います。

そういう意味で言うと両親には感謝ですし、
私も将来子どもができた時は子どもの
主体性を最大限発揮できる距離感を
保とうと思っています。

そしてこれは子育てに限らず、
講座やスクールの運営の際、
社員やスタッフ、チームメンバーの教育、
全てにおいて当てはめることができる
考え方だと思います。

私自身もこの力はまだまだ発展途上ですので、
引き続き精進しようと思います。

あなたもぜひ参考としていただければ幸いです。

そして今日の内容がためになったらぜひハートマークの「スキ(いいね)」やSNSでのシェアをよろしくお願いします。

あとこれからも有益な情報を届けていきますのでぜひフォローもしていただけると嬉しいです。

いつもありがとうございます。

上村勇斗

追伸:

冒頭でご紹介したインスタはこちらです。

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