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【コピーライター必読】マーケティングの3Mってご存知ですか?

上村です、

マーケティングを学んだことが
ある方であれば、

『マーケティングの3M』

という言葉は聞いたことがあると思います。

そもそも前提として、
マーケティングを知らずしてビジネスに
挑むのは、武器を持たずして戦場に赴く
との同じで自ら死にに行ってしまうのと
同じです。

それくらいマーケティングは重要ですし
しっかりと学んでいけばビジネスの勝率は
確実に上がります。

ただ、マーケティングってなんだか
抽象的で掴みづらい。

なんとなくわかるようでわからない。。

という方がほとんどかなと思います。

そこで今日はそのマーケティングという
抽象的な概念の解像度を上げるのに役立つ
3Mについてお話しします。

これを知っていると既存のビジネスの
売上をもっと向上できますし、

もし業績が悪化していたり広告の反応が
悪くてもそのボトルネックになっている
箇所を見つける嗅覚が鋭くなり即座に
改善策を打てるようになります。

またこの知識を使うと他社に
マーケティングのコンサルティングを
行うこともできるようになるので
非常に便利な思考ツールですので
ぜひ取り入れてみてください。

では早速本題に入りますが、

マーケティングの3Mとは何か?

というと、

Market(マーケット)
Media(メディア)
Message(メッセージ)

これら3つの頭文字を取り3Mと言います。

「うげっ、英語が3つも登場して難しそう。。」

ともし感じた人がいたとしても
安心してください。

実はこの概念は別に何も難しいことはなく、
つまりマーケット、メディア、メッセージとは、

マーケット=『誰に?』
メディア=『どこで(どんな媒体を通して)?』
メッセージ=『何を(どんなコピーを届けるの)?』

という意味です。

非常にシンプルですよね。

で、ここで最も重要なポイントが、
これら3つのMの『一致率』が高ければ
高いほど広告の反応は良くなり
商品やサービスは売れるし、

逆にこれらの一致率が低くなればなるほど
広告の反応は低くなってしまう。

つまり集客はできず売上は悲しいくらい
上がらないということになります。

わかりやすい例を挙げます。

例えばあなたが女子高生に対して
コスパの良い若者ウケをする
リップを販売したいと仮定します。

この時3Mのフレームに当てはめると、

誰に?=女子高生
何を?=若者受けするリップ

となりますよね。

で例えば女子高生たち100人以上を集めて
徹底したリサーチを行なった上で
そのリップのネーミングや中身、
デザイン、価格設定も決めたとします。

それを今ドキの女子高生に見せたら、

「何それ、欲しい!買いたい!」

とほとんどの子がポジティブな反応を
すでにしてくれているとします。

このようにしてマーケットイン、
つまり市場からのニーズを元に
商品開発ができれば

「よし、この商品はまあ売れるでしょ。」

と期待が高まると思います。

ここまでは悪くないですよね。

ではここであなたに重要な質問をします。

その女子高生向けのリップを、

『新聞広告』

に出してプロモーションしたらどうでしょうか?

つまり3Mのフレームに当てはめると、

誰に?=女子高生
何を?=若者受けするリップ
どこで?=『新聞広告』

このようになります。

さて、これで頑張って商品開発した
渾身のリップは果たして売れるでしょうか?

はい、あなたも容易に想像がつくように、
まず売れず大赤字を垂れ流すことになります。

答えは簡単で「新聞」という媒体に
そのリップを欲する可能性のある
見込み客=女子高生がほぼいないからです。

(ここで言えば「どこで?」はインスタや
TikTokや女子高生がよくアクセスする
ウェブサイトやアプリに広告を流すのが
正解でしょう)

いかに優れた釣りざお、
いかに魚が大好物のエサを用意しても、

アフリカのサバンナでそのエサをつけた
釣りざおを何度も汗をかきながら振っても
一向に魚は釣れないと思いますが極端に
言えばその行為と同じことです。

「上村さん、たしかにイメージはつきますが
 現実にはそんな失敗をする人なんていませんよw」

という声もどこからか聞こえてきそうですが、
実際のところこれと似たような失敗をして
しまっている起業家や経営者はめちゃくちゃ
多いです。

「ターゲットをしっかりと絞れば売れる」
「良い商品を作れば売れる」
「良いコピーを書けば売れる」

こういった言葉はあなたもよく聞くと
思いますがそれだけ単体を切り取り
盲目的に信じてしまうとなぜか集客
できない、なぜか売上が上がらない
という沼にハマってしまいかねないです。

理由は単純で、その1つの面だけを
見てしまうと全体像が見えなくなり
『3Mの一致率』を考える視点が弱く
なってしまうからです。

もちろん商品を販売するターゲットを
ニッチに絞ることは大切です。

お客さんが興奮し、満足する商品や
サービスを作ることももちろん大切です。

そのお客さんの感情が強く動き、
思わず喉から手が出るほど欲しくなる
広告文章を書くこと、つまりコピー
ライティングを行うことも当然大切です。

こうしたミクロの視点を鍛えることは
商品を効果的に販売するマーケッターや
コピーライターにとって必要な要素です。

ですがマーケティングの成否はこれら
3つのMがしっかり一列に並んでいるか
どうかで決まるので、同時にそれらを
上空から観るマクロ視点を持つことも
必要だということです。

大抵広告を打ってもなかなか良い反応が
取れない時は、

・ターゲットの選定
・広告を出す媒体
・広告文章(コピーやコンセプト)

どれか1つ、もしくは2つ、
場合によっては3つ全てが
ズレていることが原因です。

優れたマーケッターやコピーライターは
それぞれの数値を計測し、その数字が
表している『意味』を読み取りながら
ボトルネックになっている問題箇所を特定し
スピーディーに改善策を打ちます。

こうして書くと難しそうに感じるかも
しれませんがそのボトルネックは上記の
3つどれかのボックスに入っているので
冷静に順番に診断をしていけばいいので
実はシンプルだったりします。

このあたりの数字の意味の読み取り方は
また別の機会に話そうと思いますが
今日はぜひこの

『マーケティングの3M』

を覚え、これからのあなたのビジネスで
生かしていっていただければと思います。

もう一度復習すると、3Mとは、

マーケット=『誰に?』
メディア=『どこで(どんな媒体を通して)?』
メッセージ=『何を(どんなコピーを届けるの)?』

で非常にシンプルですのでぜひ
あなたの思考ツールの1つとして
頭の棚に保管しておいてください。

必ずあなたのビジネスを助けてくれる
時が来ます。

今日の話があなたにとって
参考になりましたら幸いです。

いつもありがとうございます。

上村勇斗

追伸1:

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