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Amazon DAY 1 Home Lab (スマートホームラボ)

Amazon DAY 1 Home Labを今回、見させてもらうことができました。
Restricted Areaを通過していくと、そこに、Labがあります。

Amazonのスマートホームに関する実験・展示場ともいうべき空間。
高層階のフロアに、住環境をイメージした、キッチン、リビング、寝室、バスルーム、なんと車庫まで再現されていました。

フロアを、担当のConnerが案内してくれました。
ストーリーがちゃんと作られていて、流れるような紹介、こちらの方々は本当にプレゼンテーションが上手です。

照明や音楽、家電製品がAlexaでつながっており、 全てが音声で操作可能。

キッチンには、キッチンシンクの水道や食洗機、電子レンジなどなど、普通に見る機器たち。
利用頻度や一回あたりの利用量などを計測して、顧客がどのように行動するのかの実験の場にもなっていることを垣間見ました。
DRS (Dash Replenishment System)にも繋がっていきそうです。

寝室には、テレビやオーディオなど、映画を見ることができる設備が整っています。
Movie modeでは、照明が消えシェードが下がり、テレビがつきAmazon Prime Videoが始まります。
さらには、ポップコーン機が動き出す。なんともアメリカらしい仕様です。

シャワールームにも仕掛けが。なんと音声でシャワーを出すことができるようになっています。
さらに、お湯が出るまで少し時間がかかることを解決すべく、〇〇度になったら、お知らせを送るといった、ここでもユーザー視点での気の利いた設計がありました。

ライトをつける、レンジを動かす、シャワーを出す、テレビをつける・・・ 何かを動かすためのアクションや時間を極力無くしていく。
昨年開催したLivingTech カンファレンスで、アマゾンの皆様がお話されていましたが、
消費者にとって何が良いことなのかを常に考え、やらなければいけないことは極力テクノロジーで解決し、自分のやりたいことのために時間を使う。
まさに、DAY 1 Home Labは、この考え方の体現の場になっていました。

リノベるでもAmazon Echoシリーズのスマートホームのリアルな体験の場を、ショールームで実施中です。

いつか一緒に、日本でDAY 1 Home Labを開けたらいいなぁと、個人的には思っています。

今回、とてもフレンドリーに内部を紹介してもらえ、純粋に何ができるのかを常に突き詰める姿勢に刺激を受けました。
以前同じチームにいたEx-Amazonianとして、改めて、気合が入った訪問でした。

残念ながら内部の写真は撮ることができませんでしたが、撮れたものを少しだけ。
実は、パティオからの眺めが、なんとも最高でした。シアトルの街を一望できます。

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別枠で、偶然にも元同じチームで、RingなどLabにある大手メーカーとのスマートホーム事業開発担当にも会うことができました。

Labはどんどんアップデートされていきそうです。キャッチアップすべく、また来たいと思います。

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