isao (エッセイ・小説)

ただずっと書いていたくて広げたノート。

57 紙の上の理解者

最近、考えごとが溢れてしまうのか、夜になると紙に歌詞を書き出すことが多くなった。 いつも近くに置いてあるB5のコピー用紙の束から、1枚白紙を取り出して、最初に思い…

56 思っていることを言う

父親に殴られた記憶が2つある(もちろん教育として)。実際にはもっと殴られた気がするんだけど、記憶に残っているのは2つ。1つは僕の筆箱の中が汚くて怒られた時(小学生の時…

【シーン】銭湯からの帰り道

銭湯からの帰り道、澄んだ冬の夜気をめいっぱい吸い込みながら歩いていた。昔同じような夜に、別れた人のことを思ったり、明日からのことを案じたりして、感傷的になってい…

55 夢は大変

空を飛ぶことが小さい頃の夢だったんだけど、いざ高いところに昇ってみたら足がすくみました。ただ昇るだけですくむのだから、空を飛ぶというのはどんなに恐ろしいことか。…

54 生きてるフリ

どんよりとして、浮かない日々の正体は、プチ虚無感でした。 何も手につかない昼下がりに、悩み疲れた夜の終わりに、嫌々起きた朝のシャワーの時間に。なんだかすべてが面…

53 這い上がるんじゃなくて、一生懸命に逃げて来ただけ。

自分の今の人生を評価するなら、「下の中」っていう所。下の下ではない。這い上がった感が正直ある。だけど、世間を見渡すと、まだまだ全然下の方にいる自分に気付く。卑屈…