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米国銀行破綻の理由とは…

米国銀行破綻⁉️

アメリカの大手銀行シリコンバー銀行が破綻しました。

これについて、お話ししますね。



これは、2008年のリーマン・ショック以降で最大の米国銀行の破綻になります。

原因は、米連邦準備制度理事会(FRB)による【急速な利上げ】によるものです。



もう少し詳しく説明します^_^

シリコンバレーバンク(SVB)は、場所柄からも分かる様に、新興企業向け、つまりスタートアップ企業向けの融資貯金を多少高めの金利で提案して、預金を集めていました。

集めた預金で米国債や不動産債権などを購入していました。しかし、FRBが金利引き締めを発表し、債権が下落…。
このままこの債権を持っていたら、【含み損】つまり買った時よりも債権が安くなる事から、債権を売ることを決意。

しかし、その流れを見ていた新興企業たちが
『ん?SVB…やばくない?』と、【取り付け騒ぎ】(預金してる銀行の信用不安から、預金を引き戻すこと)が起こり、一気に預金が引き出されたことで、銀行のバランスシートが保てなくなり、経営破綻となりました。


シルバーゲートバンクも同じ理由で、業務を縮小したことを発表しましたね。
こちらは、暗号資産の取引をしていたので、今ビットコインやイーサリアムは、下落してます…
まぁ一時的なことだとは思いますが😅


さぁ、今後はどうなるのか?
私的には、スタートアップ企業の発展に、少し影響はあるかなと感じます。
給料の不払いや資金調達など。
もう一度、仕組みやシステムの見直しが必要ですね。
しかし、これは氷山の一角の話…
米国バンク全体としては、
【明日は我が身】ではないでしょうか?
さらなる金利引き締めがあれば…

この状況を理解し銀行は、何か対策をしないといけないのではと思います。
また預金者は、このリスクを理解し、財産を守る行動をすることですかね^_^





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