見出し画像

花の薫りがする

また花が咲いたのだ

咲いた一輪の花を手に取り

丁寧に花弁を一枚取る

口に入れた瞬間の滑らかさ

噛んだ感触

噛んだ苦味

鼻を通り抜けるのは花の薫り

一日、一枚の花弁を丁寧に味わう

無くなれば、花が薫るのを待つだけ

次の花は
何時咲くのかと…

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?