君がテストの結果に落ち込む時は思い出して欲しい
学校でいやというほどしなきゃいけないことがある。
それは、テストだ。
国語に算数、歴史に理科、英語。
それに図工もパソコンも音楽もテストがあるね。
なんでテストばっかりしなきゃいけないんだろう?
テストが好きな人はいいけど、嫌いだったら勉強も嫌いになっちゃうよね。
君がもしテストの点数に迷ったら、思い出して欲しいことがある。
テストは結果が重要なわけじゃない。
どこができて、何ができなかったのか、確認する作業だってこと。
学校でテストを受けていると、テストですべてが決まるような感じがするよね。
テストの結果が良い人が、頭の良い人ですごい人。
テストの結果が悪かったら、出来の悪い子。
そんなこと、あってはダメなんだ。
テストの結果が悪かったのは、先生の教え方が悪かったかもしれない。
ちょっと他のことを考えていて集中できなかったかもしれない。
でも、テストがあると、点数が出ちゃうから、点数が悪かったら「できない子」って言われてるような気がするよね。
学校で勉強する目的が、テストで高い点数をとるためであってはダメなの。
学校で勉強するのは、その人のやりたいことやできることの選択肢を増やして、将来大人になった時に好きなことを見つけやすくするためなんだ。
テストっていうのは、自分がいま、何ができるのか、何ができないのか。
どこが分かって、どこを理解できていないのか。
自分の現在地を知るための手段としてテストがあるだけなんだよ。
だから、君がテストの点数が低くても落ち込む必要はない。
大事なのは、テストを受けた後の方なんだ。
できなかったことをできるようにするために、もう一度勉強すること。
分からないことに直面したら、お父さんかお母さんに聞いてごらん。
一緒に考えてあげるからね。
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?